台風前の日曜日。
今度参加させていただく癒しイベントの打ち合わせで、
読売神戸文化センターに出かけた時のことです。
帰り道に元町通りの歩道で、
3匹のラブラドールレトリバーが、兵庫介助犬協会 のスタッフさんと一緒に
募金活動をしているのを見かけました。
黒い子が2匹、ベージュの子が1匹。
犬猫好きの僕は、こうした場面では120%引き寄せられてしまいます。
「この子達もみな介助犬なんですか」とうかがうと、
「いえ、この子達はちょっと点数が足りなくて、介助犬のテストに合格できなかったんです」
「とてもよく頑張ったんですけど、どうしても犬に反応しちゃって」とのこと。
介助犬はどんな場合でも忍耐強くじっとして、使用者の介助を優先するのが仕事なので、
自分の楽しみや興味に気を散らせてはダメなのでしょう。
で、介助犬になれなかった子達は、PR犬としてお仕事するのだと、
僕は初めて知りました。
ささやかながら募金に協力しつつ、
僕はこの子達にとても癒されました。
介助犬になれなくても、彼(彼女?)らは、PR犬としてしっかり使命を果たしてました。
僕は自分の仕事を通して、
皆さんにより生き生きと、前向きな人生を歩んでいただけるよう、
お手伝いさせていただくのが使命だと思っていますが、
この子達みたいに真っ直ぐに、
暖かい癒しと愛情を伝えられてるかな・・・・・と考えてみれば、
あ~いかん、かなり負けてる気がする (;´▽`A`` 。