M様は25歳。
責任あるお仕事を任される、キャリアウーマンです。
でも、そのお仕事のことで、たいへん悩んでおられました。
今の世の中、正社員での会社勤めは本当に貴重です。
きっとM様も、多くの努力を重ねて得られた、大切なポストだと思います。
その大きな価値を承知の上で、
でも僕はやっぱり、
M様の日々の仕事上の努力は、
M様の未来に明るい幸せをもたらすとは思えませんでした。
M様には現在のお仕事とは全然違ったところに、適性が読み取れました。
それをお伝えすると、ご自身も過去の経験上、そうした適性に思い当たられたようでした。
好きだったこと、楽しかった時間、自分がいきいきとしていた空間を思い出される時、
心に明かりがともったような表情をしておられました。
感想をお寄せいただきましたので、一部ご紹介致します。
親身になって話を聞いていただけたので、リラックスして自分の話ができたと思います。
自分がコンプレックスに思っていた顔の輪郭なども、いろんな意味を持っていることを知って、
嬉しくなりました。
とにかく、毎日仕事に行くのが嫌だという思いが、頭から離れなかったけれど、
この仕事に固執しすぎることはない、他に自分の力を発揮できる仕事があるんだと思ったら、
肩の荷が下りた気がしました。
偏った視野にとらわれず、もう一度自分自身と向き合って、
将来のことを考えていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
多くの人は、なかなか自分の適職がわかりません。
僕自身もそうでした。
でも、行きたい道が見つかったとき、
許される状況であるならば、
どうか自分の幸せに向かって歩き出していただきたいと思います。
人は幸せになるために、生きています。