ねじ曲がり もがいた時間も -3ページ目

ねじ曲がり もがいた時間も

気が向いたらなんか書きます

 

あんりさん。

小原涼バンドのドラム担当きっかけで知ったアーティストさんなのですが、先ごろソロアルバムがサブスク化されたとのことで、

 

 

サブスクでチェックしたところ、これがなかなか聴き応えのある作品で、ぜひとも多くの人に知ってもらいたくレビューしてみました。

 

 

どんな作風?

あんりさん、マイク・ポートノイ(ドリーム・シアター)あたりを叩きこなしちゃう凄腕ドラマーさんですが、

 

 

このソロアルバムは誰でも楽しめる「歌モノ」の作品、普通のJ-POPを楽しむ感覚でOKです。しかも作詞・作曲・プロデュースと大活躍。

 

曲によってボーカリストを使い分けていること、多彩なタイプの楽曲が揃えられていることから、私の第一印象は「丁寧に作られた幕の内弁当」でした。
しかし聴きこむうちに少しずつ印象が変わってきて、なんというか、もっと身近さを感じられたものです。例えて言うなら「手造りのお菓子詰め合わせ」(親近感があるって言えば伝わるかなぁ)

あんりさんをライブで拝見したのが3回(いずれも小原バンド)、特典会で2回(と物販のお手伝い)、小原さんからの話とツイッターやブログからの印象…と新参者の私。こんな私が言うのもおこがましいのですが、あんりさんのお人柄が感じられる作品になっていると思います。

 


左は今年6/13のハピコレ、お揃いのおばりょんT!

右は初めましての1/6の赤羽ReNY、この日の都内は大雪が降った思い出。


では、一曲ずつ印象や感想など語ってみましょう。(青文字部分は歌詞の引用です、手元に歌詞が無かったので聴き取ったのですが、もし間違っていたらごめんなさい)


1  Cinderella

理不尽な仕事押し付けられて
荒廃のミスはこっちにしわ寄せ


と、いきなり社畜がテーマ(なぜか小原さんの周りには社畜が集まるw)かと思いきや、夢を追うために戦うシンデレラをポジティブに応援する一曲。
サウンド的には優しく始まるオープニング曲でリラックス出来ますね。

階段というと、どうしても「とある子鹿(のような)動画」を連想してしまう程に毒されてます(沼)



2  PINOCCHIO
初見で気に入ったバラード曲。

私はうそを重ねて重ねて
最後に何が残っるだろう

また少し私の鼻は伸びる
遠すぎる距離は縮まりはしない


映画やドラマの挿入歌に合いそうな一曲。サビのメロディも美しく何度も脳内で再生されています。



3  SWEEET!
2曲目が少々シリアスなので、それを緩和してくれるカワイイ系の曲。これ、もしかして、ドラムではなくてカホンでしょうか、曲の質感にピッタリ合っています。これは良いセンスだなぁ。



4  precious days
ピアノメイン&男性ボーカルで前曲からガラッと転換する一曲。唯一の男性ボーカル曲と言っても真っすぐに歌い上げるタイプのポップ曲で、アルバムとしての統一感みたいなものは失われていません。コーラスワークも心地良いですね。スコーンと抜けた青空みたいな曲。



5  NEVERLAND
ネバーランドといえばピーターパン。歌詞の通り、全部投げ出して昼寝したくなる一曲。

残高全然ないや」のあとのSE、「生きてるだけでお金がいる」の所のギターのハーモニクスなど細部にサウンド面での創り込みがあって、見つける楽しみもある曲でした。


6  Route(表記ではЯoute)
私好みのハードな曲、歌詞も英語でこれまでの「ほんわかした」ムードから一気にレッドゾーンに入った印象。ギターソロのパートやエンディングの「歌無しパート」はめちゃくちゃ激しいプレイが繰り広げられています。「ココじゃない透明」を演奏している時のあんりさんのように、ニコニコしながら激しいフレーズを叩く姿を想像しました。

 

 


7  believe nothing but you
ハードロック曲からR&B曲(リズムアンドブルース、宇多田ヒカルの初期みたいなやつです)への流れ、これはエモい。


間奏ではピアノが前面に出てドラムソロがあったりジャズっぽさも。黒っぽさもあって「おっとな~」といった感じの曲で、これこそ「大塚ウェルカムバック」で聴きたいですね。かなり好きです、これ。


8  皆既月食
キーボード、アコースティックギター、ストリングスとフレットレスベース(それともウッドベース?)で展開されるスケールの大きさを感じるバラード。ドラムもカホンなのかブラシを使っているのか…とにかく曲に合わせたアレンジに丁寧さを感じました。



月と地球が重なる、ほんの一瞬は
運命のような偶然なだけで
不確かな約束が互いの想いならば
今のままじゃ意味がない

例え出会ったことが間違いだとしても
またいつか笑いあえたらいいね
不本意なぬくもりがいまや仇となるなら
その手振りほどいて光の方へ


心が締めつけられるような歌詞…これは切ない。


9  Just for you
ピアノ始まりの暖かさを感じるバラード曲。歌詞中にシンデレラが出てくるのですが、一曲目のそれと同じ登場人物なのでしょうか?



10  三浦のうた
バラード2曲のあとにインパクトの強いこの曲!えーっと、この表現が正しいのか自信が無いのですが

「NHKみんなのうた」

的な感触、これは印象に強く残ります。

 

この曲、神奈川県三浦市の魅力について歌っていると思って聴いていたのですが、

 

最後に

 

最後に

 

最後に

 


 

「本当は横須賀」

 

と歌われて唐突に曲が終わる。まさに大どんでん返しw

 

え?三浦じゃなくて横須賀だったの?しかも突然終わっているので、なぜ「本当は横須賀」なのか不明のまま(笑)この謎、確認できたら改めて語りたいと思っています。(ネタバラシするかどうかは別として)

そういえば公式サイト(こちらです)のプロフィールによると、あんなさんは神奈川県ご出身とのこと。地元愛を歌っているのでしょうか。それにしてもなんで横須賀?w(この件について、実はかなりググったのですが、答えは見つからず)



11  GRATITUDE
「感謝」と題された一曲、日々の忙しさに追われてつい忘れがちな感情。

住んでる場所も 本当の名前さえも
知らないけどそこにあるのは
積み重ね築いた思い出と絆
手を伸ばせばひとりじゃない、ここに来れたこと
ありのままの感謝のうたを送りたくて
今度あなたを笑顔にさせれるように
夢叶える場所へ向かうのはありがとうって伝えたいから


やばい、これ、本当にヤバイ。

 

ライブにおけるステージとフロアをテーマにしていると思うのですが、なんて良い歌詞なんだろう、入力してたらなんか泣けてきた。これライブのエンディング、アウトロとか「客出しBGM」にしたら泣けるなぁ。


小原さんに歌ってもらいたい気も。たぶん号泣して歌えなくなりそうな予感がします。ならばフロアは爆笑しときます、爆笑でもしないと、こちらがもらい泣きしてしまいますから。

動画もありました。フルで観られます、これは泣ける。

 

 


ここまでが本編のようですね。以下はボーナストラック。元々は特典として用意されていた音源のようですが、こうして聴けるということに感謝です。

12  NEVERLAND(あんりvocal ver.)
良い意味での素朴さに溢れていて、オリジナルとはまた別の魅力がありますね。リアリティが強いというか。

13  皆既月食(Band ver.)
10のライブアレンジでのバージョン。幻想的なオリジナルアレンジに対して、こちらは気持ちソリッドというか力強さが増した印象です。

 

 

 

ボートラ含めて全13曲と数は揃っていますが、長さを感じさせない良いアルバムでした。

 

 

さて、ここからが大切なお話、本題と言っても差し支えありません。

先日、あんりさんからこのような発表があったのはご存知でしょうか。。。

 

 

 

 

 

このお知らせを知ってビックリしたのですが、体調不良であのハードなプレイを…。

 

ハピコレでもお話しできたのですが、また必ず帰って来てくださるということで、まずはひと安心。お身体をゆっくり休めて、いつの日か復活の時をお待ちしています。

 

そして、活動休止前、最後の主催ライブがこちらです。

ライブ当日は平日ですが、会社から近いハコですし繁忙期も収まっているはず(希望とか願望w)

見逃せないこのライブ、今回紹介したこの作品を聴きこんで、当日のライブを楽しみたいと思っています。

 

追記

7/29のライブ、予約開始しています。無事確保できました!

当日が楽しみです。