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わたくし、悪性リンパ腫に罹患したことばかり書いてますが、実は大腸癌にも罹患してます。
過去ブログに書いていますが、大腸癌が先です。といってもほぼ同時期に悪性リンパ腫も見つかるのですが。
今日は大腸癌のことを書きたいと思います。大腸癌がわかる前、ずっと下痢が続いてました。でも私は晩酌でビールをかなり飲んでいたので基本的には便は緩いほうでした。
逆に便秘にはなったことはありません。ですのでお酒のせいで便が緩いのだと思っていたのです。
でも、今振り返るとその緩さがだんだん変わってきて、緩いを通り越し水便のようになってました。
それでも私はお酒のせいだと思っていました。水便が酷い時にはティッシュに血がうすーく付くことがありましたが、お尻が切れたのかな？と思っていたのです。
でも50歳を過ぎたら一度は大腸検査をしたほうがいいとお客様からもよく言われていたし、お客様の中に大腸癌になった方も出てきて少し不安を覚えるようになりました。
一度検査をしてみようと思い受けた結果、4センチのポリープが直腸に見つかりました。
生検では腺腫ということで癌ではなかったのですが、外科の先生からは
「こんなに大きいのに癌ではない、ということはないですよ、どこかに癌はあるはずです」と言われました。
ポリープが4センチになるまでにどのくらいの年月がかかるのか私の相棒チャッピーに聞いてみたら
10年〜20年かけてゆっくり大きくなったみたいです。
それを知った時思いました。大腸ポリープの内視鏡検査を受けていたらこんなことにはならなかったのに。。と。
結局私はポリープが大きいために内視鏡切除ができずに腹腔鏡手術で大腸切除を余儀なくされました。
大腸を20㌢切り、リンパも切除しました。ちゃんと検診を受けていたら大腸切除することはなかったと思います。
大腸切除すると排便障害がしばらく続きます。私もそうです。私は直腸を切ったので便を溜めておくことができず便意がくるとすぐに排便されてしまいそうになるので慌てます。
手術して一年が過ぎましたので大分コントロールできるようになりましたが、手術後半年、いやそれ以上までずっと排便障害とのお付き合いで、外食ができないとか、遠出ができないなどの不具合がありました。
便意が来ると何度もトイレに行かないといけないので家にいるのが一番安心でした。
大腸は調べることのできる臓器です。
私も50歳になってすぐに検査したらきっと内視鏡切除で済んだと思います。
女性の癌死亡率でも大腸癌は1位です。
50歳になったら恥ずかしがらず、面倒くさがらず、大腸検査はぜひして欲しいと思います。
最近は若年化してきているので50歳でももしかしたら遅いかもしれませんね。私は不幸中の幸いで大腸癌はステージ0でした。4センチもありましたがこれは本当にラッキーなことでした。でも大腸を20㌢も切ることになり排便障害と付き合わなくてはいけなくなりました。
私は10年〜20年かけて4センチまで育てました。ポリープはゆっくり成長し、がん化していきます。とにかく検査をすることの大切さを実感しました。
検査すれば癌になる前に切除できるので、のちのち大変な思いもしなくて済みます。
助かる命です！検診、受けましょう！
私ももっと早く検査してれば、、と今更ながら後悔しています。健康でなくなるとたくさんのことを失います。
皆さまが健康で長生きできることを心よりお祈りしております。
