翌朝。
華氏100度(摂氏40度)、抜けるような青空の中出発です。アリゾナは、やはり砂漠。





車の中で、Nさん(奥様)と話していると、なんと同い歳である事が判明。
それも、わずか数日私が早いだけの同じ星座です。^^
旦那様の先生は私よりも少し早く生まれていますが、これもまた、かなり近い同い歳。。
そんな訳で色々と話も弾みます。

4-50分で、Taliesin Westに到着。
途中、ライトの駄作であると先生が評したアリゾナ州立大学のホールに立ち寄って下さいました。



さて、タリアセンでは、あまりに暑く、解説付きツアーでは、タリアセンのロゴ入りの水をもらい、赤い揃いの日傘をさしての見学となります。90分のツアーは長いですが、色々と解説してくれるのでお薦めです。

そして、セドナへの行程は片道約2時間。
赤い岩になったらセドナの目印です。



ベルロック。この特徴的な形は以前の記憶を呼び起こすのに十分です。



本当に来れるとは思わなかったChapel of the Holy Cross。
何か大きな力が導いて下さったのでしょうか。。



Nさんとは、他にもいくつかの事で繋がっている事がありました。

私は、改めて振り返って思うのです。
もし、行く前に何かツアーが決まっていたなら、
私はNさんとこうして一緒に旅する事もなかった。。

予定が揺れ動いた出発前の出来事は、嘘のように
突然何もかもが解決され、さらに素敵な人との出会いに恵まれたのです。

大げさではありますが、
全ては、きっと成るようにしか成らず、成るように成る。
心に薄すらと予感していた、もう一度ここに来るかもという想いは、実現され
こういう事だったのかと思ったりします。



この岩の上にこのような建築を建てるのは、とても大変だった事でしょう。
1950年代に建てられたこのチャペルは、建築家マーガレットがこのチャペルを着想してから
長い年月が経っていました。何も想い描かなければ、勿論何も生まれません。
だからこそ、長年の想いが実を結んだチャペルは力強く、訪れる人を魅了してやまないのかもしれません。

皆さん、今日も良い一日を!


長文読んで頂き、ありがとうございました。


セドナの写真をアメリカから、アップしていたじゃない?と
思った方もいらっしゃいますよね? ^^
結論から言うと、Taliesin WestとセドナのChapel of the Holy Cross、
両方に私は行く事になったのです。
そこには、旅の醍醐味とも言える、人との出会いがありました。


フェニックスへ行くには、乗り継ぎが必要です。私はサンフランシスコ空港で乗り継ぎました。
短いトランジットの時間でどうにか、小さな飛行機へと乗り継ぎます。(;^_^A

出発前の勉強不足を取り戻すべく、フランク・ロイド・ライトの建築本を広げ、
フェニックス近郊にある4つの建築のうちタリアセン以外にも見れる建築はないかと、調べていました。
チェックを一通り終え、今度は日本語の本を開いたところ、隣の人が、
「日本人ですか?」と声を掛けて来ました。
その人が日本のペットボトルを持っていたのは私も気になっていました。

「びっくりしました。長年乗っていて日本人が隣に座ったのは初めてです」と。
話をすると、ロスで建築の博士課程を終え、アリゾナの大学で教鞭をとっているとのこと。
私は、本を再び広げ、色々と質問する事が出来ました。^^

レンタカーだったら、いくつかは見れますよというので、タクシーですと言うと、
アリゾナなのに、タクシーなんてと、世間知らず扱いをされましたでが、、、それも当然。(汗)

先生は学生達に日本を案内し、丁度帰って来たところ。
学生に、ガイドのバイトをするか後で、聞いてみましょうか?と言ってくれました。^^
自分が案内出来れば良いけれど、明日は子供をコンサートに連れて行く約束をしていると。

ところが2週間旅をして来た学生は時差もあり疲れきっていたため、NG。
しかも、たまたま先生の隣に座った旅人ですしね。(笑)

頭をタクシーに再び切り替えます。
色々と情報を得られて本当に助りました、と御礼を伝えると
迎えにきた奥さまの車でホテルまで送ってくれる事になりました。
フェニックスの中心部は思ったより高層ビルも多いですが、意外とコンパクトです。


(アリゾナに沈む夕日)

奥さまは、先生から一通り私の事を聞かされると、
「そうですか、、で、明日どうされるんですか?」と聞き、
「どうしましょうかね~。」と2回程独り言のように繰り返すと
会って5分とたたないのに、

「私が案内しましょうかね!」と言ったのです。
想像もしていなかったオファーに、私は思わず感極まってしまいました。
奥様は、日本の旅行代理店Jの手配をやっていた事もあるそうで、好きだから大丈夫と言うのです。

小さな地方都市に行く飛行機で、日本人、それも建築に明るい方と隣り合わせた上、旅行代理店で働いていた奥様、出来過ぎた組み合わせに思えます。
そして、Taliesin WestもセドナのChapelもせっかくだから、両方行きましょうと。。

この方々との不思議な巡り逢わせ。
私は旅の初日から感謝の気持ちでいっぱいになりました。(*v.v)。


(さらに、つづく^^)


6月の初旬にアリゾナに行って来ました。
ラスベガスのコンベンションセンターへ行く事が一番の目的ですが
1都市ではもったいないので、ためになる処の視察も兼ねて飛び立ちました。

私は以前から行きたかったアリゾナにある
建築家フランク・ロイド・ライト設計の Taliesin Westを目的地としました。
ここでは、建築は現在も実際に使用されています。ライトのファンデーションがあると同時に
建築科の大学院だけの学校として22名が学んでいます。



Taliesin Westはフェニックスという都市の近くにあります。
出発前、当初ツアーのようなものに申し込んで行こうと思っていましたが
そのアメリカのツアーサイトにメールを出しても、返信がありません。。
レンタカーは危ないという事で禁止されていましたので、タクシーかなと
思いつつ、道中、砂漠を行くため、私一人で見知らぬタクシーに小一時間・・
なんだか心配ではあります。

日本の大手旅行代理店の窓口に行き、フェニックスでの個人的なツアーを
組めないか交渉したものの、拠点がないそうで、無理でした。。

そうであるならば、ツアーのあるものに参加するしかなく、Taliesin Westは
今回は縁がなかったのだと、諦める事にしました。

フェニックスで宿泊予定のハイアットホテルで手配するツアーには、実は一つ
大変魅力的なツアーがあったのです。

フランク・ロイド・ライトの弟子である、女性建築家
Margurite Brunswing Staudeがセドナに建てたChapel of the Holy Crossです。



以前、セドナに行った際にはこのチャペルには行っていなかったため
セドナに再び来る事があるだろうと思った当時の事を思い出しました。
ツアーに申し込んだのは出発の数日前。安心して、フェニックスへ向かおうと思ったところ
ホテルのコンシェルジェからメールが入りました。
なんと、私の滞在する日に、このツアーが催行されないとのこと。。

コンシェルジェは催行される他のツアーを薦めてきます。
でも、普通なら喜ぶような、大自然ツアーに今回は興味がありません。
私は、本当はタリアセンに行きたかったのだと、何とかアレンジ出来るかと
メールを返したところ、タクシーで往復を手配出来るという返事でした。

なんだ、結局はライトが、弟子の建築を見るのではなくて、
自分のところへ手招きしているのだと、そう思って飛行機に乗りました。。

この不安定な出発前の状況が、人生の3本の指に数える不思議な事に
繋がっているとは想像もしませんでした。

そうそう、Rockって、音楽のロックもそうですが、揺れるという意味もあるんですよね。

(つづく^^)