組み込み系の落とし穴?!

組み込み系の落とし穴?!

組み込み系エンジニアの苦労する点を挙げてみた

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一般的に「システムの組み込み」と言うと、パソコンやスマートフォンのOSなどを想起する。実際はOSそのものではなく、OSを構成する一つ一つのプログラムを対象としたものだが、総体としてはそのようなOSを構築することも組み込み系エンジニアの仕事だと認識しても大過は無い。
しかし、一般的なOSの組み込みに関する仕事と組み込み系エンジニアの仕事の間には、一部で決定的な差が存在する。パソコンやスマートフォンのOSは日々更新されていくアプリケーションやネットワーク環境に対応するため、日々最適と思われるプログラムを配布して更新するのが当たり前である。それに対し、組み込み系エンジニアが行うシステム構築の中には、利用途中でのプログラム更新が簡単に行えないものもある。
例えば、自動車の生産ラインにおいて車体を組み立てるロボットアームの動きを制御するシステムに組み込まれたプログラムをアップデートしたい場合、そのプログラムを組み込むだけで全ての生産ラインを止める必要が生じることになる。当然、企業業績にも大きな影響を及ぼすことになるため、頻繁にシステムを止めてプログラムを新しくするといったことは大変難しいのである。
どのような機器にどのようなプログラムを組み込むエンジニアかで状況は大きく変わってくるが、ニーズによってはプログラムを提供する段階から誤作動を起こさない精度の高さを求められる場合があり、このことが組み込み系エンジニアが最も苦労する所の一つであると言える。リスクを伴う場合もあるようで、組み込みのスキルを活かせる職種にキャリアチェンジするエンジニアもいるようだ。
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