怪談サークル とうもろこしの会 -321ページ目

Ever17


定額給付金のおかげで、ようやくプレステ2を買うことが出来た僕だが
齢28歳にして、生まれて初めて体験する恋愛アドベンチャーゲーム
「Ever 17」というのにハマってしまう。


怪談サークル とうもろこしの会



そうとう昔のギャルゲーだから、知ってる人も多かろう。
海底のレジャー施設に閉じ込められた男女6人がうんぬんかんぬん……
というテキスト形式のゲームだ。
「ヘラクレスの栄光Ⅲ」や「サイレン」をやった時にも感じたことだが
TVゲームにおける物語というのを追及した末に
“話を何度もループするというのはなんぞや?”
ということに意識的になった作品は
たいてい凄い面白くなるのではないだろうか。
それこそが小説にも映画にも演劇にもない、
ゲームならではの物語というものへの新しいアプローチだからだ。

それにつけても、今さら恋愛シュミレーションにハマるのは
歳をとってから風俗にハマってしまう位にヤバいのではないかと
自問自答して悩む日々である。



第15回「空飛ぶUMAの謎」

第15回「空飛ぶUMAの謎」
とっくの昔の11日に更新していました。

怪談サークル とうもろこしの会

ゲスト:今仁副会長、ハルキ 

最近とってもHOTなUMA(未確認動物)、フライングヒューマノイドを徹底解剖!

福島県



福島県に旅行にいってきた。

アラウンドサーティーの男3人で、

様々な怪奇スポットを巡るツアーである。

村の中に巨大ワラ人形が何体も置いてある「オニンギョウサマ」や


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変な石像が林立する「昭和五百羅漢」


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稲川淳二が心霊ドキュメンタリー「恐怖の現場」で突撃したペンションなど


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心霊スポット・珍スポットとりまぜて堪能してきた。

男3人で。

他にも「餓鬼洞」という洞窟が怖すぎて皆無口になってしまったり、

300年前のお坊さんのミイラなどを見てはしゃいだりもした。

男3人で。

そんな中、ちゃんとした観光地にも行こうという意見が出たので

「あぶくま洞」という有名な鍾乳洞にも足を運ぶ。

入場料1200円。

けっこうなお値段である。

さらに「冒険コース」なるものを頼むと

200円もの追加料金が発生するという。

地方のちょっとした観光地に1400円とは!

憤慨しながらも冒険コースを選んでしまう我々。

「まあどうせ冒険と言ったって、ねえ」

「有名観光地ならではの安易なネーミングでしょう」

そう油断していたのだが、ビックリ。

インディージョーンズ並にめちゃめちゃキツかった

洞窟の床がツルツル滑るのはもちろん、

急すぎる傾斜があったり、

思い切り屈まなくちゃいけないほど低い箇所があったり

岩と岩の隙間があまりにも狭すぎて、

これ太ってるヤツは通れないだろうという通路

(おかわり君でギリくらい)などがあったりと

冷え冷えした洞窟で体が汗だくになるほどの運動量。

先の方に入っていった妊婦が心配になってくる。

後ろにいた、明らかにDVを振るっていそうな夫が

Gパンが濡れることに異常に怒っており

辺りかまわず妻に怒鳴り散らしていた。

中国人の団体はハシャいで大笑いしていた。

この冒険コースの間にも幾つか鍾乳石があったようだが

そんなものに注意を払う余裕は無いため、

いっさい気付かないままにコースを終える。

見事に洞窟を出た我々はお互いの健闘を讃え

「あぶくま洞に来て冒険コースを選ばないヤツは腑抜けだ」

という結論に至った。

男3人で。

そして帰り道。

高速道路が千円均一になった効果だろうか

帰りの車ではかなりの渋滞に巻き込まれ

狭い車内にて何時間も男3人で過ごす羽目に。

「今度の旅行、もし島だったら、女子も誘えますかね」

進まない車の列を眺めながら僕がポツリと言うと

薄暗い車内で、そうかもね、という声が響いた。