人は生きている限り、イライラしたり
心がざわついたり、不安になったり、悩んだり・・・

負のスパイラルのごとく、ネガティブな情動が
沸き起こってくる時もあります

そんな時には瞑想です

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仏教でいう瞑想というのは一種の訓練で
誰にでも出来る心のトレーニングのようなもの

身体を鍛えるように、心も瞑想によって鍛えられます
自在にコントロールできるようになります

瞑想において一番大切なのは、
「私はここにいる」ということを知ること。

ここから全てが始まります。

自分が「今・ここ」にいることに気付けないと
自分に大変な悩みがあると判断してさらに悩みは
大きくなるものです。

全ての根本には「自分がいる」
その自分が色々と考えを巡らせる
この事によって「悩み」や「問題」
が起きているのです。

全てはその自分の判断によって、
些細な事が大きな悩みになってしまったり
問題にしてしまっているのです。

瞑想でまず最初にする事は
自分自身に気付くこと
つまり
止観


自分の判断によって自分を縛りつけ苦しんでいる
それが苦しみのある自分

まずは、今、ここに自分がいる
事をただただ観察するのです。

それが「ヴィパッサナー(Vipassana)瞑想

「ヴィ=明確に(Vi)」、
「パッサティ=観察する、見る(passati)」という意味で

明確に見るということです。

私たちは普段、眼耳鼻舌身意の六根に
それぞれの感覚=六感があり
これらから入ってくるありとあらゆる情報を
過去の情報、記憶、経験等から自分自身で
それらの情報をありのままに感じるのではなく
むしろ、様々な感情をくっつけて勝手に解釈して
判断しています。

例えば、好き、嫌い、感じいい、嫌な感じ
やりたい、やりたくない などなど・・・

この様な心の働きを妄想と言います。
私たちは現実より妄想に言われるままに生きています。

ヴィパッサナー瞑想の真髄は思考をストップさせること

今この瞬間に起きていることを言葉で心の中で絶えず確認するのです。

自分自身の心の動きや行動をただ観察、実況中継するのです。

これが確実に出来るようになると
悩み・苦しみがそれだけですっと消えて行くようになるのです。

私たちが悩み苦しむ事は、過去の出来事を思い出し
その過去の出来事に囚われたり

また未来のまだ起こっていない事に対しても
将来の不安という形で思い悩んだり

悩みというのは、過去と未来にエネルギーを奪われて
もっとも大事な「今、現在」に振り向けるエネルギーが
不足してしまっている状態です。

これが上手く行かない原因だったりもするのです。

ヴィパッサナー瞑想によって過去や未来に向ける
エネルギーをカットし、現在に意識を集中すると
脳は活性化して能力を発揮できるようになるのです。
脳が活性化すると、心は強い幸福感・満足感を
覚えるようになり、次第に病んでいた身体の調子も
良くなっていきます。

心がざわつく時
悩みが発生した時
イライラした時

ヴィパッサナー瞑想によって、今、ここの自分自身を
しっかり意識して観察する瞑想をしましょう

ヴィパッサナー瞑想についてお薦めなのが
この一冊です! 

  

スリランカ上座仏教長老
スマナサーラ先生の
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