3月21日
今日は春分の日で祝日ですネ
土曜日に祝日だとなんだかちょっと損した気分ですが・・・www
さてこの日を挟む7日間は「春の彼岸」
昔から墓参りや先祖供養の法要などが営まれてきました。
仏教とともに伝わったと思われがちですが実はそれ以前から培われてきた日本独自の行事だったようです
彼岸は仏教の言葉で苦悩の多い「此岸(しがん)」から平安の世界(彼岸)へ到達した状態を言います。本来はこうした悟りの境地の事ですが、やがて極楽浄土の意味に転じて今では春と秋の法要「彼岸会(ひがんえ)」を指すようになりました。
これは仏教の法要とはいえ、他の仏教国では見られない日本独自の行事だそうです。
806年、親族の病気や洪水に直面した桓武天皇が、こうした不幸は非業の死を遂げた早良親王のたたりであるとして恐怖し、親王の魂を鎮めるために仏式で7日間の法要を実施、これが彼岸会の始まりだと言われています。
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■「お彼岸」はご先祖様の供養と自分磨きの7日間
春分と秋分の日を中日とし、中日を挟んで前後3日間(計7日間)を春の彼岸、秋の彼岸、さらに7日間のうち、初日を「彼岸の入り」最終日を「彼岸の明け」と呼ぶようになりました。
最近は中日の前後に墓参りに行けばよいとされていますが、かつては中日に墓参りを行い、残りの6日間は仏教修行の6つの徳目(六波羅蜜)の実践にあてていました。
六波羅蜜とは?
1.「布施」
金銭や知識を訳与える
2.「持戒」
規律を守る
3.「忍辱」
怒りを捨てる
4.「精進」
努力する
5.「禅定」
心を乱れさせない
6.「智慧」
智慧を磨く
以上の6つの事を言います。
お彼岸とは、今ではご先祖様の供養とかお墓参りだけという風潮になってしまっていますが、なんと残りの6日間は、六波羅蜜と言う仏教修行の実践までされていたんですネ
中日に行うお墓参りももちろん大切ですが、残り6日間の六波羅蜜修行の実践は、混沌とした現世代の中で是非とも復活させて欲しいと思います。
半年に一度、自分自身を見つめ直し、自分自身を磨きあげ、更なる人間性としてのレベルアップを図るのです!
春分の日という暖かくなり心も弾む穏やかな季節
これから1週間、六波羅蜜を特に意識して毎日を過ごしたいものです
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