伏線がとてもしっかりしていて
言葉以上に重いものがドシッと
乗ってかかってくるような
そんな感覚。
こんなにも哀しい裏切り方。
でもその〝覚悟〟を
決して無駄にしないようにと
涙ながらにひとりひとりが受け止める。
それが
彼の覚悟を無駄にしないことだと。
その姿が激しく私の胸を打った
残された彼らからすれば、それは残酷すぎる事かもしれないが、そうすることが彼への恩返しになり、彼の願いを叶えることになるのではないかと、思ったのかな?
ー私は目を閉じて想像していたー
そして彼の夢であった
〝友だち〟にしかできない
〝友だち〟だからこそ守ることのできる
友情という名の
〝4人の約束〟
になったのではないだろうか
彼が守ってくれた命
3人は彼の夢をいつまでも守り抜く
決して消えることも
色褪せることもない友情
いつまでもいつまでも生き続けていく
ー私はふと感じたー
彼はどんな景色を見ていたのだろうか
真っ暗な景色
薄暗い景色
灰色の景色
一筋の光が差し込む景色
光でいっぱいの景色
そんな幾つもの想像が
私の頭の中を駆け巡る。
もっと他にも結末があったのではないか
とも思ってしまう。
それでも彼はその道を選んだ
誰がなんと言おうと
皆が何を感じようと
彼にとっては
幸せな選択であったのだろうか
ひとつひとつを想像させてくれる
かつてない作品であったと思う

戸田恵梨香さん。
彼女の持つ眼力はリアルである
芝居を芝居と感じさせることなく、
一人の女性として物語に生きている
それが、なによりもかっこいい
そして
この映画には必要不可欠
荒川良々さん。
ラストシーンのあの涙
全てを伝えている
あの一筋の涙には
言葉では語り尽くすことのできない
感情で溢れている
私が同じ立場であったら
苦しい
悲しい
どうして‥
くるしい
哀しい
ごめん。
声にならない怒り
ねぇどうして!
かなしい
本当に、ごめん
ありがとう
そう思うのだろうか?
きっと感情が爆発してしまう
もし、もしこういった想いが
あの一筋の涙になっていたのであれば
どれだけ
どれだけ
色んな想いを持ち
様々な感情を抱き
闘っていたのか
そう思います。
たった一筋の涙を見ることができた
それだけでも、私はこの映画を見た価値があったと、強く確信しました。
また一人最高の役者さんに
出会えることが出来ました
今作品では
現在日本が抱える社会現象も鮮明に
描写されていたのではないでしょうか
とてもとても、深い作品でした。
日本映画もまだまだこれから
これから始まっていくと
信じたい。
tomomy.