LOVE LA BLUE

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お山・気象さんのいる
空想・妄想・想像の世界で 少々腐的です。
苦手な方は お気を付け下さいませ。

男性の方はご遠慮下さい。

Amebaでブログを始めよう!


「そうであろう。そうであろう」


うんうんと頷きながら

横に並んだおれの両肩に

手を置く信長


おまえは軽すぎ!

両腕を上げ方に置かれた

信長の手を払う


「うおっほん」


咳でばつの悪さをごまかすな!


「ところでな、蘭。

儂は決めたぞ!

旅に出ることにした!」


「え・・突然なんだよ

どこに?・・・一人で?」


「どうして一人じゃ!

お前と二人じゃ」


「そんな唐突な・・・」


「唐突などではない!

ずっと考えていた事じゃ・・

本能寺でお前に助けられ

ここへ連れてこられてから

ずっと

お前には触れぬ 

という

国男との約束を守るため

毎日滝行をした

よう我慢したものじゃ

我慢している己を褒め、

さらに我慢するため滝に打たれた

そうしながらもこれから

何をしたらよいか

何をしたいのかを己に問うた」


おれを自分の方に向け

目を見ながら話す


「それで?どうして旅だ?」


「まあ待て・・

国男と闘こうてみて

わかったであろう

国男はもう立派な男じゃ

儂やお前に仕込まれ

一人前の武士になり

忍びとなった

もう一人でもやっていけよう


それにな、既に国男は

やるべきことを見つけておる」


「なんだよそれ!国男!?」


「家康の・・御庭番になる

家康は信夫の後をうけて

戦の無い国を作るらしい

だからその手助けがしたい」


「そんなもん本当かわかるのか?

口と心は違うこともあるぞ

伊賀では嘘や裏切りばかりだった」


「おれは信じれる奴がいることを

信夫に教えてもらった

もちろん家康のことは知らないし、頭っから信じてるわけじゃねーけど、何かあったらその時に考える

まずは動きたいんだ

じゃなきゃなんにも始まらない」


「そうか」


「信夫の家臣?てーの、そいつらも

家康のとこにいるらしいから、

何かあったら連絡もできるし・・

安心だろ?」


「信長!本当か?

国男を唆したんじゃねーだろうな」


「唆すなどせん!

家康は幼い頃から苦労しておる

体にも気をつけて長生きしそうじゃ

そういう奴は平安な世の中を

つくるであろう

大名は管理されるし

年貢はしっかり取られるであろうが

生活は苦しくとも戦が無いことは

いいことじゃ」


「だからその時が少しでも長く保てるならその手伝いがしたいと思ったんだ」


「そうか・・・

国男は信長を信じてんだな・・」


「そうだよ。蘭と同じだ」


「おれは・・・・・」


「何も言わずともよい」


腕を引かれ

おれは信長に抱きしめられた

・・・






続きます・・・