オンラインレッスンも3月4月あたりの混沌から少しずつ進んで、そろそろ指導者側の第二フェーズなのかな。ここからは指導者ごとの個性が反映したいろいろな使い方の模索が中心になってくるんだろうなと感じる今日この頃。それにともなってそれぞれの求めるものもきっと工夫が増えて様々になってくる。それを見たり聞いたりするのもとても楽しい。
なんとなく機械に強いイメージを持たれてるようで、いろんなところから相談も受けるのだけれど、その相談に答える作業で自分の脳内も整頓されたりすることも少なくない。
困難は知恵を増やす…かもしれないってのが、この状況に陥って一番思うことだったりしています。普段余計なものばっか(本人には全部宝物なのよ、念のため!)買ってる私が、ここへきて一気に緊縮財政を余儀なくされて。
それなのに必要なものは多い。
んじゃ、どうするか?
最初から言ってるんだけれども。できる限りあるもので済ますわけですよ。とはいえ、私の場合はデジタルについてはちょっとばかり家にあるものが普通じゃないのかもしれない気がしなくもない気はしている(笑)ので、普通のひとのおうちにもあって便利に使えるものがあれば紹介しようって、今できることはただそれだけ。
たぶんね、札束もって電気屋さんなり工務店に行けばいくらでも最高の環境は整うはず。それができる人はその方が絶対いいに決まってる。餅は餅屋だもの。
ここのところの機材集め競争みたいなの見ててすごく思うんですよね。オンラインで何かをすることのハードルを余計なところであげてるんじゃないかって。
このままだと現時点で気持ちはあるけど足踏みしてる先生たちが一歩を踏み出すタイミングが掴みにくくなるんじゃないかと危惧しています。もちろん、その前に皆が平生の生活に戻れることが一番いいんだけれども。
私たち指導する側がよりよい環境を求めるのは当たり前。私自身もそう。でもさ、それをできる範囲を模索するのって結構楽しかったりするんだよ^^。家の中にUSBケーブルの数本くらいは転がってるっしょ?
で、これもずーーーーーーーーっと言い続けてるけど。
機械の進化は本当にすごい。私が初めて自分のマシンを手にしたのは今から40年近くも前のこと。そのころこんなになってるなんて誰も思ってなかったと思う。でもね、いつだって機械を結局使うのは人間。だから、少しずつ使える範囲を広げていって、まずは目の前のものを使いこなすことに目をむけていこう。私自身が誰かに使いこなせてるかと問われたら「たぶんホームユースの5割くらいなら…」と答える感じ。
電子工作して基板から作るわけじゃない。目の前にあるものの性能を自分でフルに活かしきる楽しさは大切にしたいし、ほかの人にもそこに気づいてほしいなって。
もちろんある程度のマシンの性能は担保されてないと仕事で使うのは難しい部分も多いのは事実。その中で新規購入が必要なものもある。それでも、もしも「やってみたいけど機械とかわからなくて」っていう声が聞こえたらまたお節介やきに飛んでゆくでしょう。私にできる範囲でだけれど。
ん?私?私はオンラインレッスンについては変わらず否定派ですよ。リアルタイムで楽しいのはチャットだもん[E:#x2661]。
うーん、でも否定派から懐疑派くらいには変化したかな。日々楽しいこともたくさんあるし。何より絆は大切だから。
でもさ、どうせやるなら踊らにゃソンでしょ!