以前にも書いてますが、私の門下生には幼稚園の先生が結構たくさん在籍しています。複数の園の先生を見ていて可哀そうだなと思うことは、時々とんでもない採譜の一段譜を持って現れること。いったいどうやって弾くんだろう?と不思議に思うような楽譜もあります。
もともと得意な先生はいいけれど、そうでない先生にちゃんと伴奏つけて曲にしてって作業は結構かなりハードルの高い苦行といってもいいレベルだと思っています。ちょっと書き足してあげてOKなレベルではない譜面もかなり多くて、採譜もコードも両方怪しいなんてのはザラです。
今回も持ち込まれた譜面だけではちょっとどうにもならないレベルだったので「どうやって教えてるの?」と問うたところ、「全体練習の時はCD使ってて、あとは先生たちそれぞれ…(モゴモゴ)」というお返事。
今回持ち込んできた生徒さんは小学生の頃から私の生徒でそれでもなんとか自力でつけられる子だけど「CDと配られている楽譜が絶対違う!」と相談してきました。仕方ないので音源録音して持っておいでと指令を出しておいて、結局私が耳コピしてノーテーションソフトでポチポチ打ち込みます。
こちらからすればたいした手間ではないけど、時間が余っているわけではないのでこれが続くときは結構な労働量です。そもそも私は昭和女子なので譜面は手書きの方が楽なんですが、知らない人に渡る可能性を考えるとそうもいかない。
とにかく、園児たちがクラスによってちがうリズムで歌ってるとかそんな事態だけは避けてあげてほしいです(笑)。