今日は終戦記念日ですか。

 

 毎度思うのですが、9月2日が正しい

 と思うのですが。

 

 終戦後の日本の礎になられた方に感謝したいと思います。

 

 まあ、個人的なことをいうと、

 私が左派に近かった時は、また、今も右派の日本に非が

 なかったという主張には同意できないのは、祖父の経験を

 伝えられていることがあります。

 

 祖父が自ら述べた訳ではなく、祖母が言える範囲で

 よく言っていたこともありますが。

 

 ただ、祖父の名誉を守るためではないですが、

 中国が言うような酷いことではないです。

 (まあ、実際はよく分からないですが。)

 

 祖父は、中国戦線に派遣され、抑留の経験もある人でした。

 実際、戦死扱いとなって、帰ってきた姿を祖母がよく言っていたなと。

 

 そのなかで、私の記憶に刻まれているのは、祖父の部隊では、

 餓死者が多く、戦友が亡くなったのを看取ったこと。食料や

 暖をとるための木材を無人の人家から拝借し、いくらか金銭と

 書き置きを置いたこと。それが申し訳なかったこと。

 

 まあ、子供だったので、本音が出たのだろうな、と。

 

 いつか中国に行ったら、戦友の方が亡くなったであろう場所

 に慰問に行きたいなと。

 

 亡くなる少し前に、心残りとも言っていたので。

 

 今の自分と同じくらいの時に徴兵されて、

 たったの数年で、想像もできない経験をして帰ってきたと

 考えると、言葉では現せられないなと。

 

 ただ、今の私は祖父に言いたいことがあって、

 祖父は帰ってきて、西陣の職人の経験をしたこともあって、

 色々と行政にも関わって(産業振興関係)、商売もしていたので、

 記録の重要性。つまり、帳簿とかの扱いも知っていたであろうに、

 戦時中の記録を含めて全くもって遺してこくれなかったこと。

 これには恨ましく思っている。

 

 養子に入った今の私の実家も、商業高校の師範を出したり

 した家なので、記録の面では、本当に何で遺してくれなかったんだと

 思ってしまう。

 

 逆に祖母は、教育関係の文書を私文書としているので、

 公文書管理関係の勉強をしていると、真反対で頭を抱えることもある。(まあ、主としては戦時中のが殆ど。)

 

 そんなことを思い出したので、今回は留めた感じです。

 

 企業会計と税務会計をやってるとどうしても、

 記録には敏感になるので。