はじめましてのブログですね。
このブログでは、面白いと思った映画、本、落語、美術について
書いていこうと思っています。



吉本ばななさん『TUGUMI』



TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)/中央公論社

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生まれつき病弱で、いやな女の子の、つぐみ。
だけど、とても美しく、とても繊細な少女でもある。
つぐみの複雑な性格を唯一理解出来る従姉妹の白河まりあによって、
まりあが東京に引っ越すまでの間のつぐみとの生活、まりあ自身の家庭環境や
つぐみの恋について語られていく物語であります。


つぐみや登場人物たちの人物模写がとても丁寧で、
つぐみという女の子を作り出している、病気や美しい外見や素直すぎる物言いが
凛としてこちらに響いてきます。

TUGUMIは映画化もされておりまして、






あの頃映画 「つぐみ」 [DVD]/SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)

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こちらもとても良い作品です。
小説のキラキラした美しい世界観が表現されています。
小説も映画も、どちらも素敵な作品ですので、ぜひご覧になってみて下さい。