先日、チビ兄が家の前でパパとサッカーして…

お向かいの家の壁をぶち抜いた!!

二人謝りに行くと
「よくやったね~ビックリマーク満月満月くん(チビ兄のこと)は、サッカーが上手だねキラキラ大丈夫よニコニコ
と言って、チビ兄を抱きしめてくれたそうです。

子どもの手前、そう繕ってくれて良かったのかな…と、その時は思ってました。

その後、タイミングが合わず、私は謝れてなくてあせる
昨夜、ようやく家の前で会えたので、謝りました。

「謝らないでね。これからも家の前でサッカーしてね。パパと息子でサッカーできるなんて珍しいのよ。その声を聞いてるだけで私は嬉しいのよ。」

そう言って涙ぐまれて、

「あなたは、毎日本当によく頑張ってる。こんなことで気を煩わせないで。縁あって仲良くなれたのだから、これからも支え合いましょう、ね。」

私は、思いがけない優しい言葉に不意打ちをくらって、一緒に泣いちゃいました。

お向かいさんは、そんな私の背中をさすってくれました。


私の怒鳴り声はうるさいだろう
とらの奇声もうるさいだろう
チビ兄のボールを蹴る音もうざったいだろう

そう思って、ずっと肩身狭い思いを勝手に抱いてたので、ホッとしてしまって、、いや、きっと優しい嘘も混ざってるはず。
でも‥嬉しかったですしょぼん


一人で肩肘張って生きてる気になるときがあるけれど、思いもよらず支えてくれてる人がいる。
肩身狭い思いを抱くんじゃなくて、感謝して生きなきゃいけないんだ。

そう教えてもらいました。



ご訪問ありがとうございましたビックリマーク


とら&とらママの私にとって、初めて出来たお友達。青ちゃん&青ちゃんママに会って来ましたニコニコ

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とらが心臓手術を受けた病院は完全看護でなく、必ず付き添いが必要で、入院中ずっと私が泊まり込んでました。

その時、同じ病室になった青ちゃん。青ちゃんは単心房単心室で、とても重い心臓病でした。
シャント、グレン、フォンタンと3段階の手術が必要で、その間も何度もカテ検や手術を受けてました。コントロールがとても難しいようでした。

生まれてからずっと入院してて、何度か自宅に戻るもまた入院の繰返し。

ママと仲良くなって、とら退院後もやり取りしてましたが、とら退院から一年が経った頃…ママからのお返事が少なくなりました。
胸がザワザワして「いつでも連絡してね」とメールして、こちらから連絡を取るのを止めました。

あれから3年。
ママから葉書が届きました。

昨年の夏に青ちゃんが亡くなったこと、亡くなる直前に妹が生まれたこと、青ちゃんがすごく頑張ったこと、会いたいよ、と。

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久しぶりに会ったママは変わらず綺麗でした。

遺影の青ちゃんが、最後に会った時よりずーっと大きく成長していて、はじける笑顔を向けて出迎えてくれました。



母親というより、看護師のようだった。何か自分に役割を与えて、それを淡々とこなすことで、保っていられた。

すべてを遮断して、青ちゃん以外の事は何もかも最小限しかしなかった。

延命のための手術を何度も受けさせ、生き長らえさせて、、苦しい思いをさせてるだけではないのか…自分たちの我が儘なんじゃないか…、ずっと自問自答し続けていた。

苦しみから解放してやれて、ホッとする思いも大きかった。



我が子を看取った悲しさと、それに向き合い今を生きる強さをママから感じました。

頑張ってきたママや青ちゃんに申し訳ない気がして、涙堪えました。

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「青太郎と過ごしたお友達が、まだまだ力強く生きている事は本当に私達にとっても嬉しい事なんです!
ともちん、家族、そして本人の苦労ははかりしれませんが、とら君の成長を楽しみにしている私達がいる事を忘れないでいてください!」

青ちゃんママが、どんな思いで伝えてくれたのか、どんなに苦しい思いをして今があるのか…想像も出来ないよ。



私たちも青ちゃんを忘れない。

クリクリした目、細く長い指、手を宙にかざしてキラキラした瞳で眺めてた仕草、ずっと忘れない。

私たちも天命を全うするまで、一生懸命生きるからね。
ありがとう。

こんな時、何も気の利いたことを言えず、そわそわ…まごまごしてしまう私なのに、優しく迎えてくれて、ありがとう。

心の中で手を合わせました。



ご訪問ありがとうございました。