絵に出会えたことは
紛れもない幸運だった

二人の絵を描きあげたとき
特にそう思った

あなたのことをじっくりと見た

あなたの 耳の形

少しうねる髪の毛

栗色の瞳

太い腕

全部全部知っている

何度も何度も見てきたから

どれもこれも どこもかしこも

何も抜かさず

その一つ一つ すべて

あなたが好き