前回はまとまりなく失礼しました。
 

前回のコメント欄にも書いたのですが、私としての大発見をし、興奮して記事を書いてしまいました。

そのため、乱筆になったようです。

 

再度、まとめましたので、私の我儘にお付き合い下さい。

 

で、大発見とは「作成する図はパワーポイントの図形だけで構成する必要はない」という、文章にするとすごく当たり前の事です。

 

図形を他の人に提供した時、通常はそのまま使います。
けど、色を変えたり、形状を変えたりして使う人もいます。
自分のプレゼンテーションに合った色にできるので、図形の色・形状が変えられるというのは、受け取った側からすると凄いメリットです。
場合によっては、変形して自分好みに変える事もあります。
こうした理由から、私はパワーポイントの図形で作るイラストはパワーポイントの図形のみで作ってきました

でも、パワーポイント図形で作るイラストには限界もあります。
それが、前回使ったバラなどの図形です。

これをパワーポイントで作るには、フリーハンドで作るしか手はありません。
また、グラデーションを花びら一枚一枚に適切に施すしか手が無いんです。

仮に、この図形をパワーポイント図形のみで作ったとしましょう。
これを受け取ったものの、自分のプレゼンテーションには白が合います。
ではどうすれば良いでしょうか。
答えは、花びら一枚一枚ずつ、色及びグラデーションを変えるです。

それでは時間がかかりすぎますよね。
こうした理由から、私は何パターンかの色を変えたバラを作っていました。

でも、本当の正解は、
「複雑な図形はパワーポイント図形で作らない」なんです。

このバラのような場合、あまり大きくする事はありませんし、変形する事も無いでしょう。
であるなら、画像で提供するのが正解なんです。
画像なら、色フィルタを使って、すぐに変えられます。


では、こういった図形の場合はどうでしょうか。

これは大きくする事があるかも知れません。

ですから、画像として提供するのは適切ではありません。

とは言え、図形で作るのも大変です。

 

大発見とはここなんです。

 

これを、作るのはIllustlatorやDraw Graphicsのようなプロ用ドローツールで作るべきなんです。

そして、SVGで保存し、パワーポイントに持ってくるべきなんです。

SVGの記事で説明したように、SVGはベクター図形です。

ですから、大きくしてもギザギザになりません。

つまり、図の用途を考え、SVGそのものを提供しても良い事になります。

 

更に、パワーポイント図形とSVGを組み合わせて提供する事も可能です。


簡単に作りましたので、しっくり来るイラストになっていませんが。
これって、バラをSVGで作り、パワーポイントでコピーして図で貼付け(画像になります)て、色フィルタを適用するという事をしています。
葉はパワーポイント図形です。

これを受け取った人は以下のカスタマイズができます。

・バラの部分を色フィルタして別の色にできます。(花びらの変形はできません。)
・葉の部分は図形ですので好きな色に変更できます。
・葉の形を変えられます。

つまり適材適所なんですね。

私は、花や葉という形で再利用できる画像・図形を「部品」と呼んでいます。
部品という言葉を使って私の発見を言い直すなら、
部品は必ずしもパワーポイント図形で作る必要はなく、用途を考えて画像やSVGで提供しても良い
という事になります。

これにより、私はパワーポイント図形だけで作るという呪縛から解き放たれたわけです。
ですから、今後は部品としてSVGを積極的に取り入れてゆきます。

もちろん、基本図形を作る事は止めませんので、このブログも続いていきます。

そして、図形を部品として提供する手段も作ってありますので、今度お知らせしますね。