Art for Life*

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-その道に入らんと想う心こそ-

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ある時、友人からふと伝えられた事実。
それは今年、私たち同級生が「大厄」にあたるということ。

「厄払い行かなきゃね」と漫然と言っていた矢先、
私の業務用携帯の画面がバリバリに・・。
善は急げと早速行ってまいりました。

場所は、都内で厄払いと検索し、一番最初に出てきた「明治神宮」。
現住所から近いことも決断を後押ししました。



参拝をすませ、その先にある神楽殿へ。
初穂料とともに申込書を提出すると、30分後の回を案内されました。
(ちなみに初穂料は5000円〜ですが、1万円以上だと自分の名前をお札に入れていただけます)

最初は宮司さんによる祝詞の読み上げなど。
進行役の方に指示されるままに動きます。

「東京都〇〇区の〇〇××は厄払い〜」などと気を抜くと名前を呼ばれてドキドキします。

最後は、お巫女さんが二人出てきて舞があります。
初めて見る光景でしたので、感動。






祈願祭が終わって外に出ると、お札とご神饌が準備されているので、受け取って帰ります。
ご神饌の中身は、お酒・羊羹・ふりかけでした。

お札は家の自分的に神棚と位置付けている場所に置かせていただきました。うまく祓えていますように・・
京都・東山の新名所、
「青龍殿」と「大舞台」。

その「大舞台」の中には、
期間限定で吉岡徳仁さん製作の
「ガラスの茶室〜光庵」が展示されています。

タクシーで山道をぐるぐる登り、
入り口で受付を済ませて敷地の奥に進むと



こーんな感じで待ち受けて下さいます。
見渡すは京都市内。
空も広く、何と心地の良いことか。



猛暑日でしたが、周囲のガラスのベンチに触ると、ひんやりと冷たい。
きっと、茶室の中でも、わずかに涼が感じられることでしょう。




ここでお茶、点ててみたいなぁ・・
とひとしきり想像して終了。

このほか、京都では

下鴨神社で、
チームラボ主催の「糺の森 光の祭」を開催していました。

こちらはこちらで、昼間の下鴨神社とは打って変わった幻想空間。
(本当は球体も見たかった・・)


わずかに鳴る鈴の音、それに合わせて色合いが刻々と変わっていく。
間違いなく現代なんだけど、どこか別世界に足を踏み入れてしまったような錯覚に陥る。

来年も開催して欲しいですね。



10月4日は毎年、靖国神社の裏千家献茶式の日です。
ほとんどが当代に受け継がれている中で、
靖国神社だけは今も鵬雲斎大宗匠がお点前されているとのこと。

大宗匠はご本人が学徒出陣で海軍に入隊され、
1945年には特攻隊に志願。
同志が出陣するたびにお茶を振舞われた、と聞きます。

奇しくも今年は戦後70年。
節目の年に、戦争で亡くなった方々を祀る靖国神社で献茶をされる大宗匠と
空間を共にする。
こんな滅多にない機会が他にあろうかと、
今年は絶対に行くと決めていました。(合祀云々の話は一旦横に・・)



午前7時半。
受付前に列が出来ていると書かれていた方がいたので、
早めに行ったところ、確かに列が!
献茶式は10時からです。受付開始後、そのまま並ぶという選択肢もありましたが、
私は近くの薄茶席へ。この辺りは取捨選択が求められます。

9時すぎ。参集殿に戻ると、すでに並んでいる方が沢山。
最後尾に合流して、その時を待ちました。

10時。呼びかけがあり、いよいよ本殿に向かいます。
総勢600人と伺いましたが、とにかく物凄い数の人。
押し合い圧し合いしながら本殿に入りました。

しばらく経つと空気が一転、澄み渡った静かな時が流れます。
そこへ、大宗匠のお姿が。
初めてお目にかかるので、私はまずその背の高さに驚かされました。
そして、余計な音が一切、しない。
柄杓の位置が高い。
舞を見ているような感覚に襲われました。
さらに、はじめと終わりの気持ちのこもった礼。

お茶を習っていてよかった、と思わされた瞬間でした。

献茶を終えた大宗匠らが本殿を参拝し、
私たち参列者はその後に続いて順番に参拝。
これもなかなかない経験でした。


(本殿参拝後にいただいたお菓子とお札です)

その後は、お濃茶、立礼でお茶をいただいて帰りました。
点心もさすがの重厚感。



ふだんお稽古においても、
神に対して捧げているという意味合いの所作があると思います。
お茶室ではなかなかピンとこない部分もありますが、
こうやって、いざ本殿を前にしてお茶を捧げる姿を拝見すると、
まさにこれがあるべき形、本来の形なのだなという気持ちになりました。

今後もし迷ったなら、
靖国神社で感じた神聖な空気を思い起こしながら臨みたいと思います。