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友ちんにビビビっと来た!

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2月23日




船越真美子、船越英里子、宮森セーラ、梁愛美、広村美つ美、森山千菜美、永吉明日香、増野彩夏、権藤葵、清川真由、エリックまたひら、佑太、森渉、しんご


15:00~

サプライズゲスト…森田このみ


18:00~

VTR出演…早津愛香(+清川真由)

2月20日~24日

脚本…野口麻衣子

演出…野口麻衣子


20日 21:00~ B班(初日)

21日 21:00~ A班

22日 21:00~ B班




【A班】

雨宮しをり…重野友美


尾崎冬子…江川曜子

川島絹子…ユキコ

長瀬マリコ…辻本みお

丸山多江…森川春菜


佐藤あき…深谷理紗

石川早苗…半田杏


坂本忠…薮原遼

柳沢郁男少尉…横山司


林学課長…根間荘介

軍医…小坂井拓実




【B班】

雨宮しをり…高野瑠奈


尾崎冬子…飯島夕子

川島絹子…今谷まゆ実

長瀬マリコ…音崎結映

丸山多江…酒井美波子


佐藤あき…しづか

石川早苗…半田杏


坂本忠…薮原遼

柳沢郁男少尉…小坂井拓実


林学課長…根間荘介

軍医…横山司




GO,JETとカブったため1週目はパスし、2週目で初見を迎えた。


江川の声と歯切れのいいセリフ回しが、アンサンブルの中でもストーリーテラーの色を濃く持つ冬子にふさわしかった。

あき・早苗がいない空襲のシーンが、22日はとてもいい空気感に変わっていた。江川に取材したら、あのシーンには特に心血を注いだとのこと。キャストたちの努力が観客に伝わったといえる。


ユキコは整った顔立ちと高い鼻梁が目を惹く美女で、ヅカあたりの出身かと思ったほど。お嬢様である絹子の気品をしっかり身にまとえていた。


重野は最初の登場シーンから動作が弱々しく、あらすじも各役の設定も知らない初見の観客にも「しをりは病弱なのかな」と感じさせることに成功。セリフがないまま作業するシーンが大半で、そのあいだの振る舞い方が設定に忠実で、とても緻密に芝居していた。序盤のヤマ場である坂本と2人のシーンも、設定を綿密に練って演じていることが、観ていて解った。


半田はシングルなため3日連続で観て、早苗としての感情の表し方が日増しに良くなっていった。

辻本も、22日は20日よりもはるかに感情表現が良くなっていた。


深谷は「レッド★スター」に続く観賞。しをり・マリコとは異なり、あきは“闇”を背負っていないため、魅せどころが多くなかったが、存在感の高さはピカ一であった。彼女は、ある要素を先天的に知っているのである。明暗がはっきりしている板(ということは、もっと大きなハコだ)に出演したら、彼女が持っている能力の他キャストとの違いが明確に現れるはずである。

2月14日~18日

脚本…藤森一朗

演出…藤森一朗


14日 21:00~ 日本(初日)

15日 21:00~ 韓国

16日 21:00~ 韓国

17日 21:00~ 日本

18日 21:00~ 日本(大千秋楽)



【日本】

早紀…船越真美子

夏代…広村美つ美

美月…森山千菜美


大地…佑太

黒川眉…清川真由


JET…エリックまたひら

あかね…宮森セーラ


メグ…増野彩夏

マスター…朝比奈樹




【韓国】

セヒ(早紀)…姜知先

スヨン(夏代)…梁愛美

ヒョナ(美月)…曺示昊


ヨング(大地)…尹鍾赫

クリスティーーーナ…中川朋美


JET…趙蔣衍

ミヨン(あかね)…宮森セーラ


ユジン(メグ)…船越英里子

マスター…高秉旭




日本チーム

いずれもガールズ経験者ながら初めての組み合わせ。これがとてもバランスが良かった。班全体としてもバランス・チームワークに優れていた。

船越真の早紀は3度目かな。安定感・ガールズをまとめる力が森田・宮森の水準にかなり近づいてきて、嬉しくなった。

広村は17日、森山は千秋楽で、歌声の出が初日よりも格段に良くなっていた。

清川は今週もすごかった。上手いし面白いし、動きの巧みさも合わせて見事であった。

佑太は本シリーズにおいては、暮れのvol.6あたりから肩の力が抜けてきたように感じていた。それだけに“卒業”は惜しいが、やりたい夢に向けて船出するのだから、あたたかく送り出してあげたい。




韓国チーム

ジョさん・ユンさんに昨年8月のパワーがみられず残念。これはシナリオの違いが大きな原因。vol.2には大地の見せ場、JETが見せ場を独創する余地がほとんどないからね。

高さん・愛美さんの演技力が格段に進歩していたのが収穫。愛美さんは16日公演では全体のテンポを整えようと力を尽くしていた。別の某キャストも、違った形で“お客さんに作品が伝わるように”腐心していた。

クリスティーナのダイナマイトボディ…目の保養になり、目の毒でもあった← 中川は今回も、周囲のガタ付きにビクともしない、足腰のしっかりした芝居を披露。彼女は演技もできるグラビアアイドルではなく、グラビアもできる巧みな役者である。


船越英は、美月役の際はパフォーマンスの幅が拡がったと感じた。それも“自然に”“無意識のうちに”ではなく自覚を持って、ある要素を磨いて今作に臨んできた気配があった。

ユジンの際は、やや肩に力が入りすぎだったような。脇に徹して全体に勢いをつけようと気負っていたのか、もどかしさが精神面に現れてしまったのか。メグの時のように余裕をもって演れる座組ではなかったからね。

2月7日~11日

脚本…藤森一朗

演出…藤森一朗


7日 21:00~ B班(初日)

8日 21:00~ A班

9日 21:00~ B班

10日 21:00~ D班




【A班】

早紀…伊藤花菜

夏代…永吉明日香

美月…宮森セーラ


大地…エリックまたひら

フィフィ…船越真美子


JET…佑太

あかね…増野彩夏


メグ…森山千菜美

マスター…しんご




【B班】

早紀…伊東愛

夏代…細田海友

美月…船越英里子


大地…佑太

真子…早津愛香


JET…森渉

あかね…清川真由


メグ…権藤葵

マスター…しんご




【D班】

早紀…宮森セーラ

夏代…伊藤花菜

美月…船越英里子


大地…森渉

フィフィ…藤嵜亜莉沙


JET…佑太

あかね…清川真由


メグ…権藤葵

マスター…エリックまたひら




1年ちょっとぶりのvol.2再見はB班から。


伊東の初の早紀は、まずは過不足なかった。他の演目は別としてこのシリーズの場合は“次”があるという前提で臨んで良く、次回以降もガールズを演る前提でのスタートとしてはまずまず。

細田の成長に目を細めた。テンポを引っ張るまではいかなかったものの(夏代はそれで構わない)、演目のリズムの中で自在に動けていて彼女の持ち味も出せていた。スピード感の中にちょっとトボけた味わいを添えられていた(彼女の素か?・笑)。

早津や清川に関しては多くを語らずとも良いだろう。今作も存分に暴れ、100%の面白さ。

権藤が、前回vol.6よりも空気に溶け込めていて、今作で完全にファミリーの一員になれた感。今後は森山のように、自分の個性を打ち出したメグ像を築き上げていってもらいたい。


A班は久しぶりの伊藤早紀。ただどうもガールズのバランスが良くなかった。ダンスの振りが揃っていないし、コーラスも個々の声が立ってしまっていた。とりあえず、早紀が小さく踊ってしまってはダメだろう。

フィフィは面白くて色っぽくて◎。衣装と設定の違いが大きかったとはいえ、セックスアピールにおいて藤嵜を凌駕していた。加えて、大地に問いかけるシリアスなひとコマでの空気の切り替えが実に巧かった。

森山のメグは、いつもながらの安定感。

増野は初あかね。人妻らしさは辛うじて感じられたが、子持ち感は物足りなかったかな。でも彼女、「プレイス」以降、演目ごとに綺麗になってきていて、次作が楽しみ。


D班(とC班)はのちに伊藤が書いたところによると、いかにネタをブチ込むかのお祭り班だった由。パワー満載で、3班の中でさすがに最も面白かった。

エリックの初マスターは違和感どころかとても板に付いていて、存在感だけでなく芝居の方も上手かった。

本シリーズ初参加の森は、JETの方が魅力的に映った。“筋肉バカ”の設定がベタすぎたのもあるが、トボけた味わいを持った設定の方が合っているのかも知れない。

そしてやはり、宮森の早紀は安定感が違うなぁとあらためて感じた。

2月6日~11日

脚本…藤森一朗

演出…須田佑大


6日 18:30~ A班(初日)

   21:00~ B班(初日)

7日 18:30~ C班(初日)




【A班】

奥田…宇野康洋

はるか…遠藤由実

火野…小林中

村山…神庭美帆

稲葉…山口萌美


陳…井上大

フェイ…安西愛美




【B班】

奥田…木場光勇

はるか…細川ふみり

火野…三原大樹

村山…秋草瑠衣子

稲葉…椎奈陽


陳…津吉星也

フェイ…友加




【C班】

奥田…中上雅巳

はるか…細川ふみり

火野…佐川祐平

村山…市橋直歩

稲葉…大貫渚


陳…中田裕矢

フェイ…里中あかり




3週目は各班とも奥田に実力派を揃えてきて、それぞれ見応えが高かった。

コメディ要素も含めてエンタメとして最も楽しめたのはB班。木場の発案とおぼしいネタが散りばめられていて、大いに笑わされた。


この週はフェイが弱かった。A班は演劇の経験が浅そうで、作品にメリハリを生めていなかった。C班は冒頭のシーンで演技力の低さが見えてしまい、スタートダッシュに失敗。段取りどおり・指示どおりに動いている感が丸見えだった。要は、役の人物になりきって動けていなかった。中盤でアクシデントが起き、「ちょうどいい。どう対処するか見ものだな、挽回のチャンスだぞ」と期待したが、残念な結果に(暗転→明転後、中田がソツなく処理した)


小林の火野が良かった。はるかに対する温かみを、表情をほとんど変化させずに醸し出したところが上手かった。


稲葉は、特に椎奈が上手かった。セリフにキレがあるから、聞き取りやすいし内容がすーっと伝わってくる。

この週の稲葉はそれぞれ個性を出せていて3人とも良かった。


村山は、神庭の完勝。あれでもたぶん本人が演りたいモノの6~8割くらい(に抑えている)のだろうが、コメティエンヌとしての高い才能を示せていた。

ただし、陳に迫る動作に関しては、3人とも音崎に遠く及ばなかった。音崎くらい、誰にでも理解できる芝居を目指してもらいたいなと。

市橋は、発狂して現れた際のセリフが全く判らなかった。初見の観客・C班しか観なかった観客には、村山が何を言っているのかさっぱり判らなかったであろう。単語を途中で切れ切れに言うにあたり、区切る場所が悪かったためであり、「この言い方で観客に伝わるか否か」の視点が欠けていたから、ああなってしまったのだ。


陳は3人とも芝居のメリハリが利いていて、中盤の奥田・火野との舌戦がしっかり見せ場になっていた。井上は安定した演技力で、万能選手の印象。津吉・中田は身のこなしが鮮やかで、動く演目で映えるタイプ。


遠藤は、はるかを演じるうえで絶対不可欠な第一の要素をそのまま持っている点が大きなアドバンテージ。見た目の年齢を活かした新たなエチュードを2公演目以降に組み込んだと、千秋楽のあとに聞かされた。観たかったなー。

細川は、これが初演技にして初仕事だと客出しで知り、大いに驚いた。彼女の芝居は、示すだけでなく伝えるチカラを持っている。ラストシーンで示す恐怖と激情が、観る者の心の奥までズシーンと伝わってくるのだ。悲劇を扱った演目や泣かせる演目に出つづけていったら評価が高まっていくかも。