今週から東京と京都が開幕。
 
東京は昨日26.5㍉、土曜午前8時までに28㍉の雨が降り、
芝は重スタートで晴れ間ものぞく天気で、5レースから稍重。
 
京都は金曜に20㍉、土曜午前8時までに7㍉の雨が降って、
芝は重スタートで、途中で雨が再度降る時間もあり終日、重のままでした。
 
 
東京は稍重でサウジアラビアロイヤルカップが行われましたが、
皆さんご存知の通り、1分33秒0のレコード。
ダノンプレミアム、強かったですね。
 
 
今週、発売の週刊競馬ブックに書いたように、
今年は作業員さんが頑張ってくれたおかげで張替作業が早く終わり、
その兼ね合いで、エアレーション作業も昨年より、9日間早く終了。
 
私は原稿に、
「エアレーション作業が例年より9日早く終わり、張替終了も例年より早くなった事で、走破時計が速くなる事はないだろうか」
と書いていました。
 
実際に、9月22日に東京競馬場へ行って馬場を歩いた時に、
芝が密に生えそろって、例年以上に良く感じていました。
 
 
ただし、これが重要なのですが
エアレーション作業を行っている東京の開幕週は、
開幕週から差しが届く事が多く、
雨が降るとその傾向が顕著になり、良になると少し前目にシフトするという傾向があります。
 
昨年の開幕週も土曜と日曜の午前に雨が降り、
外からの差しが決まり、外枠馬の台頭が目立っていました。
 
 
今年の開幕週も
昨日から今朝にかけて雨が降り、重スタートで5レースから稍重。
 
 
今日の東京の芝を整理すると、
・稍重でも時計は速め(サウジアラビアロイヤルCはレコード)
・逃げ切り1勝、先行2勝、中団2勝、後方1勝
・逃げ馬が馬券圏内に絡んだのは1着馬に1頭いるのみ。
・2着、3着には差しが届いていた。
 
ここまでの印象は、
「昨年ほどの外差し馬場ではないけど、やっぱり雨の影響もあってそれなりに差しが来ているな」という事。
 
でも、昨年ほどの外枠天国ではないかな、と思っていたのですが・・・。
 
 
改めて調べてみると、
・1枠1勝、4枠1勝、5枠1勝、6枠1勝、8枠1勝
⇒サウジアラビアロイヤルCを勝ったダノンプレミアム以外は4枠から外の馬が勝利。
・5つあった芝のレースのうち、全てのレースで8枠馬が3着内に絡んでいた
 
 
という事で、結果的には今年も外枠優勢でした^_^;
 
 
サウジアラビアロイヤルCの馬券購入時は、まだこの傾向を掴めていなかったので、
2番のダノンプレミアムと16番のステルヴィオの2頭をマルチにして
 
 

 
 
 
3連単!!!
 
そして、ステルヴィオ軸の3連複。
 
 
 
堅い決着でしたが、当たって良かったです。
 
開幕前に2度も東京競馬場へ足を運び、取材しましたからね(#^^#)
的中は自分へのご褒美という事にさせて頂きます。
 
 
さて、今週は3日間開催なので、
明日もあさっても開催があります。
 
 
前半に書きましたが、
エアレーション作業をした馬場でも、
晴れて馬場が乾くと、少し前目にシフトする傾向があります。

あと、雨が止んだあとの東京の芝は
内側から乾く傾向もあります。

そういえば、今日、
ステルヴィオで2着だったルメール騎手が
「内側の状態がよかった」と語っていたのも印象的でした。


 
天気予報を見ると、明日日曜の東京競馬場の予想最高気温は26度で気温が上がりそう。
 
稍重でも時計が速かった今日の事を含めて考えると、
明日は良で競馬が始まるでしょうから、
明日、あさっては時計がより速くなって、少し前目にシフトする事も想定しておきたいですね。
 
そして、今日は外枠よりの馬の台頭が多かったですが、
明日、あさっては内枠馬の台頭にも注意したいところです。
 
今週は
明日の東京の毎日王冠、
あさって、京都の京都大賞典、
あさって、盛岡の南部杯と
 
注目レースがたくさんあります。
 
3日間競馬を思う存分、楽しみたいですね!
 
 
コジトモ