私の祖母二人が1日違いで亡くなりました。
一人の祖母はお料理上手で、家に遊びにいくといつもおいしいごはんを作ってくれました。春になるとよもぎをつんできて~と頼まれ袋一杯によもぎをつんでやわらかい葉だけをとり、洗って茹でてすりこぎでごりごり。
もちこっていうのかな、ふかしてすりつぶしたよもぎにいれてはじめはすりこぎで混ぜるのですが、おばあちゃんは最後は手でこねるのです。これがまた劇熱で私は無理!!っていうと笑って、おばあちゃんがだんごをぎちってあんこをつけて大きなお皿にピラミッドのようにのせていくのを見て、できたてをいただいたのです。
それがおいしくておいしくて、私も結婚してよもぎをとってよもぎだんごを作ったこともあったけれど、最近は全然作っていませんでした。おばあちゃんを偲んでまた作ろう。
ほんとおばあちゃんはお料理の思い出が多いなぁ~。
もう一人のおばあちゃんはね、すんごい独特の人でした。二世帯同居してたのでなかなか厳しくて、母とげっそりしてたものです。
でもそれもまた母とこんなんやったよねとしゃべって、故人を偲ぶことになるでしょう。と勝手に思う私。二人とも老衰なので、寂しい気持ちはありますがありがとうというほうが大きいかもしれません。
祖父母が全員いなくなってしまったけど、思い出はたくさんあって、何かしたときにふと思い出すので、父と母ともまだ元気でいてもらって会いに行こうと思いました。
さて、元気なのを感謝してまた通常の生活に戻ります。