ヒーローになりたかった私 | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

 

今日は私の昔話です.ちょこっと恋ばな

 

 

 

 

一昨日のブログで,息子に数学を教えた話を書きました.

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そもそも,私が教えることに興味を持ち始めたのは中3の時です.

 

 

 

 

中学に入ってからの2年間,私はほとんど勉強してませんでした.

 

 

 

 

 

特に,中2の時は友人関係が最悪で,部活の時以外は常にイライラしていたような気がします.

 

 

 

 

例えば,国語の授業の時に,川柳を「かわやなぎ」と読み,先生から「お前はこの数時間,何の勉強をしていたんだ」とカミナリ投下.

 

 

 

 

 

いやいや,勉強してないの,この数時間どころじゃないし.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中3になり,私の悩みの種だった友人は違うクラスになりました.

 

 

 

そして,私の席の隣に座ったのがMちゃんラブラブ

 

 

 

 

 

髪の長い,笑うとえくぼがこれまたかわいくて,私,即落ちました.

 

 

 

 

 

もう,毎日がバラ色.学校に行くのが待ち遠しい.

 

 

 

 

 

 

休み時間もいつもMちゃんと話をしてました.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて,そんなMちゃん,勉強もよくできる子でしたが数学は苦手.

 

 

 

 

一方の私は,中3になる直前から塾に通い始めたのですが,その塾の数学の先生がとても面白くて,数学をめっちゃ勉強するようになったんです.

 

 

 

 

 

そして,中3の1学期の中間試験で,なんと数学で満点をとり,一躍スターに.

 

 

 

 

 

Mちゃんだけでなく,周りの友達も私に数学を聞きに来るわけです.

 

 

 

 

 

でも,2年間勉強していないわけですから,黒が白に変わったわけではなく,分からないこともありました.

 

 

 

 

 

 

それが悔しくて,もっと勉強しました.

 

 

 

 

 

 

特に,Mちゃんの質問には絶対にいつでも答えらえるようにと,必死に勉強しました.

これ,「頑張らないとこっちを振り向いてもらえない」という私のブロックですが,

ブロックはこのようにやる気の原動力にもなるんです.

 

 

 

 

 

 

 

 

Mちゃんの喜ぶ顔を見るのが,あの頃の私のモチベーションを保ってました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

夏休み前くらいから,英語も面白く感じて,英語も必死に勉強しました.

 

 

 

 

 

すると,数学と英語は自分でもびっくりするくらい伸びたんです.

 

 

 

 

 

秋が深まる頃には,Mちゃんに英語も教えていました.

 

 

 

 

 

さらに,塾で習ったことをもう一度自分で復習し,どう教えたらわかってもらえるだろうと考えながら紙にまとめてMちゃんに渡し,こんな風に覚えるといいんだよ~みたいに.

 

 

 

 

 

今考えると,それが習ったことをアウトプットする練習に繋がっていたんだろうなと思います.

 

 

 

 

そして,教えることが好きになるきっかけにもなりました.

 

 

 

 

 

 

で,ですね,私は,高校受験上手くいかなかったんです.

 

 

 

通った高校はすべり止めで,行きたくない高校でした.

 

 

 

親と中学の教師に勧められて,渋々受験した男子校.

 

 

 

 

でも,その高校に通ったおかげで,3年間学年トップでした.

ちょっと自慢

 

 

 

 

そして,友人や後輩に勉強を教えてあげることが多かったんです.

 

 

 

 

これ,もし第一志望に受かっていたら,目一杯背伸びしているので,勉強を教えてあげる立場にはならなかったと思います.

 

 

 

 

 

だから,すべり止めに通うことになったおかげで,「教える」というスキルを磨け,それが結果的に将来の仕事に繋がりました.

 

 

 

 

 

ルンルン

 

 

 

さて,私とMちゃんはその後どうなったのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも一緒にいて,勉強を教えてあげて.

 

 

 

私としては

 

 

 

ヒーローになりたい,ただ一人君にとっての

 

つまずいたり転んだりするようなら

 

そっと手を差し伸べるよ

 

 

 

 

 

 

普通はハッピーエンドになるはずですよね.

 

 

 

ね,ね,そうでしょ?

 

 

 







 

Mちゃん,なんと…









当時の私の親友のことが好きだったんですよガーン

 

 


 

 

しかも,それ卒業間近に初めて知りました(悲報)

もしかしたら,これでさらにブロックが強化されたのかも(笑)

 

 

 

 

 





うん、ありがちなオチだな