【元アメ限記事】心のリハビリ | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

『真面目であること』

 
これって大事なことだけれども、全てにおいて『真面目すぎる』と疲れてしまう。
 
強弱つける知恵を持っている人もいるけれど、みんながそこまで柔軟なわけではないから、ある日突然頑張れなくなってしまう人もいる。
 
春合宿で選抜クラスのセレクションに落ちたけれど、4月の終わりにはその基準に到達し、自分ももうすぐ選抜クラスに行けるものと思っていた息子ですが、合宿以降では基準がガラッと変わり、現状では無理なことが判明し、心が折れてしまったようです。
 
私にはそんな事一言も言わないですが、担任の先生には打ち明けていたようです。妻が担任から聞いたそうです。
 
その頃からスクールに行くのを渋るようになり、私生活も乱れ始めました。学校でも何となく元気が無いと担任から報告がありました。
 
それでも『真面目すぎる』部分があり、好き嫌いに関係なく、すべての学校活動に100%で取り組もうと頑張った結果…
 
学校に行けなくなってしまいました。
 
特に先週の金曜日は
「とにかく全部ヤダ。絶対にもう学校には行かない!」
って感じに。顔付きも鬼のよう。
 
そもそも息子は学校はキライなんです。
 
サッカーで心が折れて、『こんなに頑張ったのに。オレはダメなんだ』という自己否定が生まれ、さらに彼にとって苦痛な学校でも頑張りすぎて、逃げ場を失ってしまったのでしょう。
 
週末の試合は行ったのに、月曜は休み。サッカー仲間からしたら『なぜ?』ってことになるわけです。
 
クラスでも「◯◯(息子)、どうして来ないの?」と皆心配してくれたそうです。特に仲良しの友達は、突然姿を見せなくなった息子をスゴく心配してくれていたそうです。担任の先生も大変だったと思います。理由を知っているけど、生徒たちには話せない訳ですから。
 
月曜日に少し落ち着きを取り戻していたので、学校の相談室(カウンセラーがいる部屋)に行くことを勧めてみました。本人も行くとのこと。
 
火曜日に相談室に行って、「ここなら居られる」と言うので、水木金はそっちに登校。教室は行けるときだけってことになりました。
 
前にも書きましたが学校はキライな息子ですが、クラスの仲間や担任の先生は大好きなんです。だから、皆と一緒に遊ぶのは平気。
 
ただ今は『皆と一緒に教室で勉強するエネルギーが無い。そこを頑張るパワーが無い。』とのこと。
 
でも絶対に教室に戻って皆と一緒に勉強すると、気持ちにも変化が現れました。
 
だから、『心配はしなくていいから応援だけして欲しい』と息子が妻に言ったそうです。
 
そこで初めて担任の先生も息子のことをクラスの皆に話してくださいました。
 
息子がクラスの仲間に書いた手紙です。
 
心配かけてごめんなさい。今、身体は元気ですが心が元気ではありません。でも、必ず元気になって教室に戻ってきます。それまで待っていてください。
 
乗り越えられる。絶対に。家族、友達、担任の先生、みんな君のことを『応援してる』
 
 
だから、安心してしっかり心の充電をしてください。