幸福は
人から与えられるものではない
自分自身で決めるものだ
結実(努力した結果として、成果が得られること)するものだ
そして 勝ち取るものだ


人は皆、幸福になるために生まれてきた。
(自分自身に)勝つために生まれてきた。
人を幸福にするために生まれてきた。
それを妨げんとする、ありとあらゆる宿命の苦悩をいかに打開していくか。ここに万人の挑戦がある。
どんな悲嘆のどん底にあっても、必ず立ち上がる。
どんな絶望の暗闇であっても、絶望を打ち破る。

「幸福」とは「充実」である。
人間は自分のみならず、他の人びとの幸福をも追求しゆくとき、いっそう深き充実をつかめるものだ。

この“自他供の幸福”を目指す生き方こそ、現代に求められている、「共生の社会」を実現する確かな道ではないだろうか。

深い幸福感は、地道な人生のなかにあるのではないだろうか。
「派手な虚栄的なものは消費に等しい」と哲学者が言ったが、地道な1日1日のなかに、幸福感は広がっていく。