○中邑が膝蹴りを執拗に喰らわせているのが、良かった。
一旦蹴りを避けられて回転して、蹴りがこめかみに当たる技が好きだ。
コーナーポストからの、ジャンピング・ボマイエが的確に決まって良かった。

自分のペースに持っていく為のグーパンチは、中邑らしい。
ルーシュは、的確に両足のドロップキックやセントーンを決め、小柄だけど筋肉がしっかりしていて新日本プロレスに合うレスラーだと思う。

○矢野は、小島が突進してくるのを足を引っ掻けて、剥き出しのコーナーポストに小島の顔面に当てる技が巧い。

矢野の、レフェリーのブラインドをついて金的をして丸め込んだ技を小島が返したのが(小島の)勝因だ。


○ベンジャミンとみのるが、お互いに関節を取り合ったのが見応えがあった。
ベンジャミンの、回転して素早くそのまま側頭部に当てる蹴りが身体能力の高さを伺える。

しかし、鈴木のロープを利用しての腕の関接技は、迫力がある。

○裕二郎は、強引に怪力を活かして丸藤を投げたりして、裕二郎は観客を味方につけた。

丸藤の技をだいぶ裕二郎は、怪力技で返していたが、丸藤は小気味良く小さい技を連発して自分のペースに持ってくのが巧い。

○天山は、内藤の痛めている膝に何度もヘッドバットをしたのはエグかった。
内藤が膝が痛くてヨレヨレしてたせいか、天山のモンゴリアンチョップが凄い勢いがあるように見えた。
内藤は、一瞬の隙をついて回転エビ固めで勝利。

さすが内藤。跳躍力を殺されても、勝てる術を持っている。

○オカダはタイトルマッチを見慣れているせいか、少し物足りなかった。
しかし、ダウンしてるMVPの頭部に全速力で走ってのキック。
そして、もの凄い跳躍力からのドロップキックは見事だ。
レインメーカーも、相手の体重が重いせいか決まりが浅かった。

MVPのフィッシャーマンズ・スープレックスは好きだ。