新日本プロレスの団体に入団する為には、ベテランのレスラーがしっかり能力を審査し素質があったりアマチュアで実績がある“選ばれし人”だけが入団出来きます。
そしてまずは、相手の技を受ける“受け身”の練習を道場で徹底して練習します。もちろん本番で大怪我をしないように。そして、食事をしてたくましい肉体を作り上げる。入団して、道場で合宿生活をする。ほとんどの人が練習が厳しくて道場から逃げ出す人が多い。道場で厳しい練習をして、それに耐えた人がようやくデビューする事が出来ます。もちろんデビューする為には、先輩レスラーの許可が必要。だから“選ばれし人”だけがリングデビュー出来ます。中には、デビューするのに1年かかる人もいます。

プロレスはボクシングと違い、相手の技を受け合うのが基本です。だからデビュー前に、技を覚える前に徹底して受け身の練習をします。特に、新日本プロレスは老舗の大きな団体なので、安全が保証されています。
プロレスラーは、技は実践で覚えてオリジナリティ(個性)を形成していきます。ボクシングは、相手を殴ってノックアウトしてなんぼの競技だが、プロレスは相手の技を受け合う優しいスポーツです。プロレスは相手の技を受けることに醍醐味があります。新日本プロレス団体は、我々の仕事と一緒。厳しい研修を受けて、晴れて本格的な仕事が出来る。とにかく新日本プロレスは“受け身”のスポーツです。皆、その受け身を完璧にマスターしてデビューしています。
僕は、ボクシングの方が恐くて会場で観戦できません。相手の意識が失うまで相手を殴り続けますから。プロレスは“受けの美学”とも言われています。相手の攻撃を綺麗に受け身をとる事に、面白さがあります。特に、天山は非常に受け身が上手いです。とにかくリングデビューするまで、受け身の反復練習。柔道で投げられたとき、相手は失神しないのは、受け身がしっかり出来ているからです。プロレスも同じです。攻撃の仕方は、実践で覚えて海外遠征で更に応用の技を覚えてくる。そして個性を磨いてくる。だからプロレスはボクシングと違って“エンターテイメント性が強いスポーツ”です。観客を楽しませるスポーツです。はっきり言ってプロレスは『エンターテイメントのショー』です。つまり『演劇と一緒』です。『リングは舞台と一緒』です。デビューする前に道場でしっかり受け身の練習をし、しっかり体を鍛える。実践や海外修行で、技やメンタルやキャラクター磨いてくる。『リング上は、しっかり練習した成果を観客に魅せる場所です。お客様を楽しませる為には必死に稽古をして、舞台でその成果を発揮する。そして、観に来たお客様を楽しませる。演劇と一緒です』。『ただ演劇と違う点は、全て試合内容はアドリブというところです』。熊川 哲也さんはバレエダンサーだけど、海外に行って表現力を磨いてきました。プロレスの海外武者修行もそれと一緒です。
鈴木みのるだって、棚橋を本気で殺そうとなんて思っていません。実際に棚橋が首を絞められて半分意識を失ったとき、鈴木はすぐに手を離したのが証拠です。
とにかくプロレスのリングというのは、練習して努力した成果を観客に魅せる場所です。つまりショーなんです。
プロレスは舞台です。熊川哲也さんだって大怪我します。プロレスも一緒。そして海外に行って未知の世界で揉まれて、表現力を磨いてくる。プロレスと一緒です。
プロレスは一般的に過激と見なされていますが、新日本プロレスは一流で大手の団体なので、安全が保証されています。
両国で興行をすれば10000人の観客が来ます。
愛知で興行をすれば9000人の観客が来ます。
大阪で興行をすれば6000人の観客が来ます。
北海道で興行をすれば6000人の観客が来ます。
神戸で興行をすれば8000人の観客が来ます。
宮城・仙台で興行をすれば4000人近い観客が来ます。
福岡で興行をすれば6000人の観客が来ます。
それだけ新日本プロレスは、責任重大な団体なのです。