プロレスは、点と線でなければいけないと思う。

プロレスはエンドレス・ストーリなのだ。

例えば、週刊マガジンとかチャンピオンと同じである。

なぜプロレスは点と線なのか…

一つは、顧客を確保するためである。
次はどんな展開があるのだろうと、興味を持たせるためでもある。

だから、プロレスラーは“良い試合”をするだけでは駄目なのである。

顧客を確保するというと嫌らしい言い方だか、でもそれが【プロレスというジャンルの魅力】なのである。

例えば、テンコジ警察……矢野・飯塚に酷い反則三昧で負けましたよね。ぜひ、リベンジをしてほしいと思いますよね?

絶対王者だったデヴッィトに勝ったロウ・キー……
スーパーJr.で、どれほど実力があって、どれほど結果を出すか気になりますよね?

分かりやすいのは、鈴木みのる…

丁度一年前に新日本に乱入し、鈴木軍を結成した。
理由は、新日本プロレス侵略であった。

鈴木は、後藤・真壁・中邑など新日本を代表する選手を敗っていった。

そして、新日本の頂点である棚橋にたどり着いた。
実は、鈴木が新日本に乱入してから、棚橋とベルトを掛けての試合が決定するまで、一度も棚橋と闘っていないのである。

そして鈴木は東京ドームで棚橋に敗れ、新日本侵略は終わった…

でも、そこで諦める鈴木ではなかった。

今度は、青義軍+真壁をターゲットにしたのだ。

東京ドーム後、ずっと鈴木軍は、青義軍と真壁と抗争をしてきた。

そして、六月の大阪で真壁との一騎討ちが決定した。

鈴木は、新日本プロレスに貢献しているのである。

皆様も、新日本プロレスの興行を会場で観戦すると思われますが、一試合目から最後まで見逃せないのは、その為でもある…

と思う♪