僕には、遂に祖父・祖母という存在がいなくなりました。

僕は、おとなしく素直だったので、祖父・祖母にとても可愛がわれました。

元気だった祖父・祖母は、子どもの頃からは想像つかないほど段々と衰えていきました。

私は8年近く介護の仕事をしてきて、担当していた利用者が何人も亡くなった経験をしてきました。

とくに親身に献身的に介護をしてた人が亡くなると、凄いショックをうけますね。

意外と利用者の死は、全く想像もせず突然やってくるケースが多いのです。

そのショックは、とてつもないものです。

正直、この経験が鬱を悪化させている原因かもしれません。

でも、この経験のおかげで、私を可愛がってくれた祖父祖母が衰えて亡くなっていく経緯を受け入れる事が出来たと思います。

私の祖父・祖母には、感謝してもしきれません。

……そして、世代交代…バトンタッチしていくのです。

私と私の妻を中心に、従兄弟、同世代の仲間とスクラムを組んで、前進しないといけないのです。

まずは、妻を大事にして妻との絆を深めて苦楽を共にしながら一生、共に歩きたい。

それが私の人生の目的であり、基盤であると思います。

そして、先程の同世代の仲間とスクラムを組み、世間の荒波を受け入れて、真の大人にならないといけないと思っています。

はっきり言って私は、真の大人になったとは思えません。

でもここで、立ち止まろうとは思っていません。

妻と協力して従兄弟と協力して、少しずつでもいいから世間の歯車の一員になる。

少しずつでいいから、絶え間なく。

それが、世代交代だと思っています。

おじいちゃん・おばあちゃんの為にも…