さて、今回はリクエストも多かったハスペラートに挑戦しました。

ハスペラートとはベイジョー人の伝統料理です。TNGシーズン7の24話「惑星連邦ゲリラ部隊」ではロー・ラレンが大尉に昇進して早速マキの潜入捜査でマキのトップであるマシアスがハスペラートをレプリケーターで頼んだのをローが見てマシアスと意気投合します。「もっと辛いのをぜひとも作ってくれ」とマシアスに言われたローは笑顔で了承します。そこでのハスペラートはざっくり見た目ではサラダを挟んだホットサンドのような大きさに見えますが薄い皮でくるくる巻いてるのがわかります。
ハスペラートがとても辛くて塩辛いのがここでわかります。このスパイの結果はローがマキのメンバーに同情して宇宙艦隊を辞めてマキの乗組員になることを決意する寂しい回ですね…余談ですがローはDS9のキラ・ネリスのポジションで出演を依頼されてましたが舞台に専念したいとのことでキラ・ネリスになったそうです。
DS9シーズン3の5話「恐るべき過去」ではキラ・ネリスがカーデシア人になる有名なエピソードですが、差し入れのハスペラートを拒否したときに「冷めるとまずいぞ」と言うセリフがあるのでアツアツで食べるのが美味しいみたいですね!
他DS9シーズン4の5話「禁じられた愛の絆」DS9シーズン4の12話「ジェラシー」などに出ています。

材料(二人分)
生地 
薄力粉 60g
塩 ひとつまみ
オリーブオイル 大さじ1
水 150cc
具材
キャベツ8分の一
アスパラ 三本
ほうれん草 一束
鶏がらスープの粉末 少々
唐辛子 2本

1 キャベツを千切りにして鶏がらスープの粉末を適量入れよくもみます。(本来は極限の食塩水に思い切り浸します)
2 ほうれん草を茹で根を切り落とし真ん中あたりでカットします。
3 アスパラも茹で、ほうれん草と同じ長さくらいにカットします。
4 唐辛子を細かく刻みます。種も一緒に。
5 生地の材料をだまがなくなるまでしっかり混ぜます。油を少しひいたフライパンに薄く流し込み焼きます。片面が焼けたらひっくり返して焼きます。
(薄く焼くのはとても難しいです。鉄のフライパンよりテフロン加工のフライパンを使うと少しはうまくいくかもしれません。私でも5回リベンジしましたが破れやすく暑さも2ミリくらいになってしまいました(;゚д゚)ェ…)
6 生地がとても破れやすいので焼けたらフライパンごとまな板などにひっくり返して落とします。フライ返しでも危険なので…
7 揃えた野菜、唐辛子一本分を春巻きの容量で巻いていきます。
8 巻けた生地を切り、盛り付けます。

他のサイトさんとかでキャベツ、ほうれん草は必須とのことで、あえてこの時期美味しいアスパラをチョイスしました。具材も余ったのでライスペーパーで巻いて食べました。
小さな子どもさんがいたりすると野菜炒めは残ったりしますが、ライスペーパーで巻いて醤油マヨネーズソースで食べると子供さんもモリモリ食べてくれますよ。
今回は皮が厚かったので、薄く焼きやすいように生地の調合をし直してまたリベンジしてみます。塩気と辛味だけでは退屈な味になりそうだったので鶏がらスープを使いました。

次回予告はロミュランエールです。お楽しみに!