友人とのブランチの約束まで、まだ45分ほど時間があり。かわいいコーヒーショップでラベンダーハニーラテを買い、公園のベンチに腰掛けたら、なんと座面が濡れていたのです。ピンチ。いや、大ピンチである！！(デニムのお尻濡れているとか、恥ずかしすぎる🤣)

ペーパーナプキンに水分を限界まで吸わせながら、ぐるぐる頭で対策を考えました。①新しい服を買って着替える。(出費痛い)②ジャケットを腰に巻いて後ろ姿を隠す。(今日寒いのにジャケットの下はノースリーブ)③歩いて乾かす。(誰かに疑わしき目で見られるリスクあり。)

①の方向で近くのお店へ向かう途中、ハイライン(という長い歩道橋のような散歩道)へと続く階段が目の前に現れて、太陽が顔を出し、「私であなたのお尻を乾かしなさい。」という声が聞こえたとか、聞こえないとか。

計画を変更し、ありがたき太陽にお尻を向け、時に、さも忙しそうに携帯をいじり(ここ太陽光線強いぞと思われるところでわざと止まり)、時に、颯爽と歩き、約束の時間前には、なんと乾かすことに成功したのです！！

予約したレストランに入る時には、炎のランナーのテーマ曲が頭の中に流れていました😂

成功する脚本には、限られた時間の中に、いくつかのドラマ(乗り越えられそうにないピンチなど)が、観る人を引き込むうまいタイミングで仕込まれているそうで。それを本で読んだ際、「なるほど。でも現実世界では、こんな短い時間に色々起こることなんてなかなかないよな。」と思っていたけれど、実際にも、45分あれば十分、映画一本分くらいの体感で、ドラマが起きて解決するということが分かった土曜日でした。

↑ラテを買ったコーヒーショップ。この時はまだ大変なことが訪れるなんて知る由もなく。

↑乾かしたハイライン。お日様さんさん。太陽に感謝😭

45分劇場