Hello from NJ

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先日子どもたちの学校で、インターナショナルウィークという、様々な国の文化を学ぶ週がありました。私も数名のお友達とともに、日本を代表してブースを出展。日本の季節の行事や食べ物、アート、伝統芸能、おもちゃなど、様々な展示を行うことにしました。


この展示を行うにあたり、学校から説明会が開かれ、様々なルール説明がありました。中でも、「インターナショナルウィークは各国の文化を学ぶ機会であり、子どもたちが何かをもらえるイベントと認識しないよう、お土産などを配るということはしないでください。」と、口をすっぱくして言われました。


当日、蓋を開けてみれば、そのルールを守っている国は、日本と他、数カ国くらいでした🤣


大きな声で叫びたかった。

なんでなのー?


他国は派手にお土産を配ったり、美しい工作物を作り持ち帰れるブースを出したりして、子どもたちがわんさか集まり大盛況。特にド派手なルール違反をしていたのが、現在あまりにやりすぎに見える報復のあり方に物議を醸している国と、虎視眈々と日本征服を狙っているであろうアジアの大国でした。


(ちなみに、みなさん強いけれど、めちゃくちゃ愛のある良い人たちです!今回も子どもたちを楽しませたい一心でのルール無視だったはず。)


驚くべきことに、学校は注意しませんでした。最初に述べた国の人には強い政治力があって、市長も校長もその国の人。さらにとんでもない大金持ちが多く、学校へ寄付もしている。また、次のアジアの大国は、学校が注意すると、逆にド派手な抗議をされて、大変な騒ぎに発展しかねないので、静観しているのだろう、と予想しました。


でも学校側も恐らくイライラはしているんですね。そこで何をするかと言うと、真面目にルールを守っている日本ブースに来て、「ベイブレードは子どもたちの争いになるので隠してください」とか言うんです。は?あっちの国は?これが、本当に本当の、言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズン状態ですよ。処理できないポイズンを日本に持ってくるんじゃありませんよ!!


ママ友がぼそっと、「敗戦国だからですかね。」と言うので、思わず笑ってしまいました😂


これがですね、世界での日本の扱いです。真面目にルール守って損して、人が良さそうだからなめられて八つ当たりや搾取をされる。


ただですね、お金を出していれば結構プレゼンスは上がるんですね。政治力は私にはないので、コツコツ学校や先生方に寄付するんですけれども、そうすると子どもたちも含めてかなり丁寧な対応をしてもらえます。だから日本政府もあちこちにお金出してしまうのでしょう。


でもそろそろ、お金だけ出すのはダメですよね。日本人は大人しい。茶の湯のように一対一では話せるけれど、大勢の前で意見を述べるのは苦手なところがある。でも、辛抱強く苦手を乗り越える努力は日本人の得意技でもあります。そして、日本人は決して弱くはない。礼節を重んじながら、思いやりの気持ちを大切に、伝えるべきことを伝えて行ける国へ、人間へ、成長しなくてはと考えさせられました。