ご無沙汰し過ぎて何から書いていいかわからないですが、皆様如何お過ごしでしょうか?

我が家は、東京に単身赴任していた主人が2月に帰阪。娘は四年半在学した大学を来週卒業します。
息子は寮を2月に出て一旦帰宅し、3月末に一人暮らしを開始するはずが新型コロナの感染拡大により中ぶらりん状態に。
自宅でオンライン授業を受けていましたが、既にバイトを決めていたこともあり、5月末に借りてる部屋に引っ越して行きました。

さて、コロナ禍においてオンライン授業という名のもとに置いてけぼりを食らっている感のある大学生達について、テレビがようやく取り上げ出してくれています。
とある大学でアンケートを取ったところ、4人に1人が「休学」を考えているとか、オンライン講義を部屋で一人きりで受講する毎日に、大学に入学した意味が見出せず、うつ状態に陥る学生も多数いるといった内容でした。
とある学生は「こんな大学生活は意味がないし、いっそのこと休学したいと思うけど、社会に出るのが一年遅れるのと、就活の時に何故休学したのか聞かれることを考えると勇気が出ない」とインタビューに答えていました。
そこで、休学は就活において不利になるのか?について、うちの娘の例をお話ししたいと思います。


のんびり屋の娘は、四年生になってすぐの半年間休学し、今年3月、同級生達が卒業するタイミングで就活を開始しました。
ご存知の通り合同説明会は全て中止になり、会社説明会もほぼオンライン。最終面接までオンラインという会社もあるという異例尽くしの就活となりました。
娘の就活は色々と気がかりではありましたが私は口を出す事なく、どこの会社を受けるのかもわからないままに進み、最終的に本人の希望する業種の中では大手の企業に内定をいただき、就活を終えたようでした。


上記のように異例尽くしの就活でしたが「交通費かからず、就活スーツとヒールで歩き回ることもなくラッキーだったわ照れ」との事。
更に、去年の就活生の中には内定取り消しや待機の人もいらっしゃった中、今年は既に景気が悪くなってからの就活だったので、この時期に求人を出す会社という意味では安心感もあったようです。


半年休学して一年就活を遅らせることは、本人の希望でした。当初は大学生活を終えるタイミングで就活をすることも考えたのですが、教授と話をした時に「新卒生と既卒生では就活のやり方も違う。やはり新卒での就活の方がいい」とアドバイスされ、休学することにしたのです。
三年生の12月頃にやっとやりたいことがはっきりしてきた娘は(やはりのんびりさん…ウシシ)、経験や勉強のためにまだやりたいことがあるので就活を遅らせたい、と考えました。私は特に反対はしないけど、就活を遅らせてまで何をしたかったのか、そこに説得力がないとダメなんじゃない?と話をしました。
大学の就職課でも相談したようですが、あまり良い顔はされなかったようです。ただ、その理由として「みんなと一緒に就活をした方が励まし合うことが出来る」と言われたにのは納得出来ず、結局は自分の気持ちを貫きました。
私としても四年間の大学生活といいながら実質入学後2年半程度で進路を考えなければいけないのは時間的に短いなと考えていたので、娘の休学については特に反対する気持ちはありませんでした。
ただ、休学費については本人負担としました。娘の大学は半年間で10万円でした。高い…ショック


同級生達が就活を始めるタイミングで娘は、希望業種でのアルバイトを始めました。
大学生の時にアルバイトという形で様々な仕事を体験するのは大事な事だと思いますが、実際は昼間に授業がある大学生が出来るアルバイトの業種は限られています。前期は休学ですが文系学部の四年生である娘は後期もほぼ授業がなく、やっと希望のアルバイトを経験出来たのでした。


それ以外に休学をして娘が何をしたかという事ですが、結論から言うとほぼ何もしていません。
休学したというとまず聞かれるのは「留学したの?」という事でした。娘の学部は所謂「国際系」で、留学必須ではなかったのですが交換留学含めて留学する人は多かったです。しかし娘は一年生の時から学内のとある委員をやっていて、春から秋にかけて活動がある関係上、半期休学も出来ず、また学年の役割があるので一年休学も出来ませんでした。留学する人はみんな、その前に委員を辞めていました。
娘は二年生の時点で部門リーダーになることが決まっていたので(やりたがり体質も健在ウシシ)休学のタイミングがなく、三年生でリーダーを終えてからの休学になりました。しかし休学中も部長として毎日のように夕方には大学に通っていました。
結局、長期の留学に行くことは出来ず、四年間で二回、ニ、三週間の海外ボランティアに行ったのみでした。


ですので結局娘が休学してやったことと言えば「アルバイト」と「二週間の海外ボランティア」のみで、実際、休学する必然性はなかったかもしれません。
しかし、「休学しなければきっとみんなと同じように就活し内定をもらうことが目的になってしまって、自分が本当にしたいことをじっくり考えることはしなかったんじゃないかな」と娘は言っています。
娘はきっと何社もエントリーしたと思いますが、エントリーシートに書くことに迷ったり、面接で返答に困ったりはしなかったようです、
何をしたか、ではなくどう感じたかが大事、とよく言われますが、本人の、その仕事に対する必然性が増したことが結果的に就活を進めやすくしたのではないかと思います。


そして、半年間休学したことは企業にどう捉えられたのかという点です。
娘に聞いたところ「休学をマイナスに捉えた企業は一社だけ」だったとの事でした。
「休学中に何をしたか」よりも「何故休学しようと思ったか」をしっかり話すことにより、逆に「休学してまでこの仕事に熱意を伝えることが出来たのが良かった」また「面接では特に、話せることが一つでも多い方が良い。特別なことをしていなくても、休学は立派なエピソード」だと感じたようです。
その他大勢と足並みを揃えるより、少し横道にそれてもいいから話せる体験、ネタを準備したもん勝ち!だそうです。


結果的に、娘は中堅大学で一年遅れですが、自分の進みたい業種の会社だけを受けて、内定いただけなかった会社においてもかなり良いところまで進むことが出来ました。中には書類で落とされることもありましたが…。
国際系学部でありながらTOEICの点数も大して伸びず、資格も取らず…ぼけーな、のんびり屋の娘にしては上出来な就活だったのではないかな、と私は思っています。
再来週、同級生より半年遅れで大学を卒業する娘は、就職するまではアルバイトを続けてガシガシ稼ぐようです(既に夫の扶養外れてます)