ドイツの学校は10月に「秋休み」があります。

多くの公立現地校は2週間ほどの休みがあるようですが、娘が通う日本人学校は1週間のみ。

と言っても、始まりと終わりの土日を含めば9連休となるため、夏休みが終わって通常モードの生活に戻り少々疲れてきたタイミングでまた休みが入るので、私としてもこのお休みはかなりありがたいものだったりします。

ただ、秋休みは夏休みと違って夫的にはまとまった休暇が取りにくい状況であったため（多分、多くの駐在員はそうなんじゃないでしょうか）、2回ある週末に小旅行を2つ入れるというスケジュールを組むことに。

別に1回行ければ十分じゃないか！とも思うのですが、来年春に私と娘は夫より一足先に本帰国を決めているので、ヨーロッパ観光もここらでスパートをかけていかないと悔いが残ってしまう…！！という気持ちが猛烈に高まってきており（笑）、最近は鬼の勢いで年内の旅のスケジュールを確定させていっています。

とりあえず秋休みは、

2泊3日でベルリン

1泊2日でレゴランド（デンマーク）

に行きました。

今回はベルリンの旅の様子を画像中心にザックリと振り返ります。

娘の学校の前期終業式から帰宅後に出発。（でもしっかり6時間目まで授業があったので、かなり遅いスタート…）

ハンブルクからベルリンまでは車で3時間程度とわりと気軽に行ける距離なのですが、今回は工事渋滞でルート変更を余儀なくされ3時間半ほど掛かりました。

到着が遅くなってしまい、当初行きたいと思っていた焼肉屋さんが満席で入れなかったのでそれならばと向かったのがこちら。

結構遅めな時間なのにこの行列。。。

並んだ先にあるのはこちらのケバブ屋さん。「ムスタファズ・ゲミューゼケバブ」。

「ベルリンのケバブと言えばココ！」という、有名なケバブ屋さんです。

メニューは3種類しかありません。

（もし行かれる方は、店頭メニュー写真いちばん左のものがこのお店のシグネチャーメニュー的なものとなりますので、基本の味を食べたい方はこちらを選ばれると良いかと思います）

ロースト（素揚げ？）した野菜たっぷりのケバブ。

お肉と野菜が美味しかったのは勿論、印象深かったのは具を挟むためのパンが温かくてサクサク食感だったところ。

具材との相性バッチリで、なるほどコレはまた定期的に食べたくなる味だな～と思いました。

１つで凄いボリュームだったので、私と娘は１つをシェアして丁度良い感じでした。

（注：ピリ辛ソースが掛かっているので、辛いのが苦手な子供にはツライかも…。注文時にリクエストすれば辛いソース抜きにしてもらえるかもしれませんが）

2日目はベルリン市街地観光。

ハンブルクでも見たことがない、こんなバイクを発見。

呼べばコロナテストをしに来てくれるサービスのようですね。

娘が行きたがっていた「アンペルマンショップ」

「アンペルマン」とは、旧東ドイツ時代の歩行者用信号機で使われていた人の形のマークの名称です。

ベルリンの信号機は今でもこのアンペルマンが使用されています。

そして、ベルリンにはアンペルマングッズを販売しているショップが数店舗あります。

娘の通う学校では、ランドセルにアンペルマンの反射板キーホルダーを付けている子が沢山いて、それを見て娘も「欲しい！」となったようです。

ついつい色々買ってしまった。。。（笑）

そして、肝心の反射板キーホルダーが写ってません。（帰宅後すぐにランドセルに取り付けてしまったため…^ ^;）

旅先に楽器屋があれば入ってしまうのが我が家仕様。（笑）

こちら、ついにドイツで1店舗だけとなってしまった大型楽器店「Just Music」の実店舗。

少し前までハンブルクにもあったのですが、今後はネット通販を主体にやっていくということで実店舗があるのはベルリンのみとなってしまいました。

オイル缶を使って作られた可愛らしいギター。

出オチ的な使い方しか出来なさそう。。。（笑）

こんな場所に時間を費やしてしまうから、後々ベタな観光地を巡る時間が無くなってしまうんですよね。。。

かつての西ベルリン・東ベルリンの境界線上にある国境検問所、「チェックポイント・チャーリー」。

お土産屋さん店頭の様子。

こういうのがお土産として売られているのが個人的にはちょっと意外でした。

ベルリンに行ったらベルリンの壁を見ないわけにはいきません。

ベルリンの壁が展示されている場所はベルリン内に複数ありますが、こちらは「テロのトポグラフィー」の敷地内。

でもこの場所、私と娘は4年ほど前に日本からの格安ツアー旅行で1度来てるんですよね。

あの時、まさか自分達がドイツに住むことになるとは夢にも思わなかったですけど。。。(^ ^;;

当時のベルリン旅行記

壁の断面を撮ってみました。

ポツダム広場のあたりでも壁が展示されています。

壁に黒っぽく付着しているモノが見えるかと思いますが、これは道行く観光客たちが付けていったと思われる「ガム」です。

約4年前に撮影した画像と比較すると…

ガムが増えているのがよくわかりますね。

創業1918年の歴史あるショコラティエ「Rausch（ラウシュ）」。

ここで、自分達用のチョコと娘のピアノの先生へのお土産を購入。

ドイツでは定番のチョコ「RITTER SPORT（リッター・シュポルト）」のショップ。

RITTERのチョコ自体はそれこそそこらへんのスーパーでもどこでも簡単に手に入るのですが、ここではトッピングなどを自分で選べるオリジナルのチョコバーが作れるサービスがあったり、店舗限定グッズが買えたりします。

街歩きが中心となる観光地では、こういった子供も喜びそうなお店をルートに組み込んでおくことが結構重要なポイントとなってきますね。

そして、今回ベルリンに来るにあたって個人的にいちばん楽しみにしていたのがこちら。

パリの老舗デパート「ギャラリー・ラファイエット」のベルリン支店！

ベルリン旅行だというのに、いつまでもパリの楽しさを引きずり続ける私…。（笑）

紅茶店「マリアージュ・フレール」では、「令和」と名のついたお茶を発見！

パッケージもお洒落で思わず衝動買い。

以前から欲しかった紅茶のジャムも買ってみました。

「レイワプルミエール」は緑茶ベースで爽やかな香りの黄色いお花（菊の花？）がブレンドされており、ものすごくスッキリとした味わいでめちゃくちゃ気に入っております。

パリにある紅茶店「ＮＩＮＡ’Ｓ」のバラの紅茶「マリー・アントワネット」も、以前購入してとても気に入ったのでリピート買い。
今回は可愛い缶入りのバラ風味のチョコも購入。（缶コレクターなので、正直チョコより缶の方が目当て…^ ^;）

そして、「Christine Ferber（ジャムの妖精）」のキウイのジャム。

こちらも以前買った白桃のジャムをプレーンヨーグルトに混ぜたら美味し過ぎて、絶対また買う！！と決めてきたのですが、ベルリン店ではキウイとパイナップルの2種類しか売っていなかったので、とりあえずキウイをチョイス。

白桃が無くてガッカリしていましたが、キウイも激ウマで、ここのジャムならきっとどれでも美味しいんだなと納得&満足しました。

市街地中心部から少し外れて、ベルリン動物園方面にある高級デパート「KaDeWe（カーデーヴェー）」へ。

早くもクリスマスデコレーションコーナーが

このお店で可愛いオーナメントを１つ買いました

ちなみにこちらのショップ、昨年冬にはハンブルクの高級デパート「アルスターハウス」でも出店されていました。

最上階では「ラデュレ」のマカロンも可愛いワゴンショップで販売されていましたし（もちろん買いました♪）、お洒落な食料品売り場が展開されており、お土産探しに最適でした　クラシエの知育菓子なども売られていて、思いがけず日本のお菓子も充実していました。

なんだかんだで遅い時間になってしまい、レストランで食事する時間的余裕が無くなってしまったので、夕食は「Curry36'」という、屋台スタイルお店のカリーヴルストで済ませました。

このお店のカリーヴルストは「皮アリ」「皮無し」が選べたので、試しに両方注文してみました。

が、それほど大きな違いは無いような気がしました。(^ ^;　どちらも美味しかったです

3日目はベルリン動物園に行くことになっていたので、動物園近くのホテルに泊まりました。

なんと、ホテルの部屋の窓から動物園の中が見えます！

鳥類やオランウータン、チンパンジーが元気に動き回っている様子が見えました。

そして、ベルリン動物園へ。

なぜか中華な感じの入園口。

動物園の隣に水族館も併設していて両方見ましたが、総じて個人的には地味目な印象でした。

動物園はハンブルクの動物園の方が楽しかったような気がします。

水族館に関しては、日本の水族館のレベルの高さを海外に来ると思い知りますね。

そして、YouTubeで映像を観て「行きたい！」と思っていた「ヴィルヘルム皇帝記念教会」と隣に建っている礼拝堂。

教会は1943年に爆撃を受けて破壊された生々しい状態で残っています。

現在はコロナテスト会場となっていて、検査を受けに来た人以外は入場不可となっていました。

こういう場所をコロナテスト会場にするあたりがヨーロッパ的？（笑）

ハンブルクでも多くの教会がワクチン接種会場として指定されていました。

そして壁一面の青く輝くガラスブロックが美し過ぎる礼拝堂。

すごく珍しいタイプの礼拝堂だと思います。一見の価値アリ！

しかも私達が訪れた時は運良くパイプオルガンの伴奏でコーラス隊がリハーサル中で、美しい光に包まれながら美しい響きも堪能することが出来ました。

教会に訪れると結構な確率でリハーサル中の演奏を聴くことが出来るのですが、とても得した気分になれます。（笑）

そんなわけで、2日間の内の1日はほぼ動物園に時間を取られたので、ベルリン市内観光が出来たのは実質1日のみ。

わたし的には完全に不完全燃焼！！

絶対に行きたいと思っていた、

大聖堂・テレビ塔・戦勝記念塔・ペルガモン博物館・イーストサイドギャラリー・DDR博物館、そしてポツダム広場周辺のショッピングモール…結局行けずに終わりました。

一番楽しみにしていたギャラリーラファイエットも、時間が足りなくて食品フロアしか見れてないんです

加えて、ベルリンは毎週日曜開催の有名な蚤の市もあるようなので、本当はそれも行きたかった…！

食事の面でも、行きたかった日本食のお店に１つも入れず（タイミングが合わなかったり、既に予約で一杯だったりで）未練タラタラです

というわけで、来月もう1度行くことにしました。（笑）

帰宅した翌日にホテルも予約済み。

悔いを残さないことに命を懸けてます。（笑）

秋休みの旅１（ベルリン編）