こんばんは。
ご訪問ありがとうございます
今日は先日観た
『クロワッサンで朝食を』
をご紹介します
フランス映画です。
私が初めてに観たフランス映画は確か
「ポネット」
「髪結いの亭主」
どちらも切ない映画でしたが、それまで
映画=ハリウッド映画
というアタマだった私は、特にポネットが衝撃的でした。
可愛くて幼いおんなのこ、ポネットに惹かれて観たのに
話の展開が掴めず、気付いたら終わっていた…
というのが正直な感想でした。
以来、フランス映画は能動的に観るものなのだ、と学びました。
感じ方がこちら側に一任されているのですね。
ハッキリと起承転結のあるストーリーに慣れていた私は、少しフランス映画が苦手な時期がありました。
しかし、月日と共に感受性が磨かれ…(⁈)
フランス映画も観るようになりました
この
『クロワッサンで朝食を』
をセレクトした理由は…
主演のジャンヌ•モロー。
現在86歳。
今なお現役の女優として輝いている姿を観たいと思ったからでした。
圧倒的な存在感で、女性の美しさは生き方に表れるのだと、つくづく感じさせてくれました。
そして同じく主役の女優、ライネ•マギ。
50大半ばです。
決して若くはない二人の女性の人生の終盤を観ているようで切なくなる所もありましたが
でも。
ひとはどんな時も光を見つける事も、作り出す事も出来るのだな、ということ。
そして女性の綺麗なもの、美しいものに対する興味や憧れは永遠であり、
それは女の心に春風のような爽やかさと心地よいトキメキを運んでくれ
そんなオンナがオトコの心に火をつけるのだな…
と感じさせてくれました。
フランス映画って、すごい
数少ない挿入歌の歌詞でさり気なく心境を表したり、
床のきしむ音で切なさを、
(ラブシーンはないのに)
ニコリと見上げたその表情で
あ… そういうコトがあったのね… というドキッと感を伝えてくる。
50代と80代の女性が、活き活きして輝いていくのがみえる。
既に大人として出来上がった中での交流や恋愛のときめき感は
人の心に血を通わせ、女性を女にさせるのですね。
舞台であるパリの街の描写も素敵でした
静かだけど熱く、切ないけれど美しい光を感じたい時におすすめの作品です
先日、パーソナルスタイリストとして出演させて頂いた
日テレ「女神のマルシェ」
披露宴でよくご一緒しているプロカメラマンの柴田さんが、写真を送ってくれました
「見たよ~」
「録画したよ~」
という方から
偶然ご覧下さって
「出てた…よね??」
などと、たくさんお声をかけて頂き嬉しかったです。
最初はこんな風に登場しました
(一瞬なのに綺麗に撮って下さった、プロカメラマンの柴田さん。さすがです。)
登場される3名のモデルさん達に着て頂くお洋服は事前にほぼ決まっていたのですが、
当日急きょ
「まずモデルさん達が自分達で服を選び、そこに猪狩センセが点数をつけて、更に良くする!という流れにしましょう」
という事になりました。
なので、モデルさん達が最初に着ていたご自身のお洋服についてアドバイスをさせて頂き…
採点しました
収録は緊張しましたが、とっても楽しかったです
そしてやはり
今までにない雰囲気のお洋服を身に付け、ご自身の知らない魅力を発見すると、
皆さん瞳が輝きますね
それが、私が、このお仕事をしている醍醐味です
また、秋冬バージョンで登場できるといいな
そして、ご縁を繋いでくださった
ひろ兄&よっしー
どうもありがとうございました