名古屋の愛知工業大学の裏手の山で撮影を続けていた映画『築上せよ！』本日、私の撮影分がクランクアップです。
お天気にも恵まれたロケ日和り。
お話のメインになるお城はまだお見せ出来なくて残念ですが、とんでもないファンタジーな映画です。
現場もいつも穏やかでした。
穏やかの中心にいるのは写真の小涙津監督。
すでに短編でこの作品を一度形にして海外で評価を受けているだけに、ニコニコな表情とは裏腹に、ご自分のビジョンを明確に持っておられ、容赦なく撮り直しをされます。
が、嫌じゃない。撮り直しも、何だか嬉しいんだ、な、これが。
諦めず、納得いくまで撮って貰えるのは幸せなんですね、これが。
きちんと演出意図を示してくれる演出家さんは、信じて付いていこうって安心しながら居られるから好き。
技術スタッフさんも、学生ボランティアさんも、みぃんな監督の下で一つになって、居心地最高でした。
衣装、メイクさん、小道具さんは女性が中心のチームでしたが、これまた癒されるキャラクター勢揃いで。
新幹線から在来線を乗り継いでの現場を往復しましたが、支度部屋に入ると、ほっとする空間でした。
共演の皆さんも気持ちの良い時間を過ごさせて頂きました。
この雰囲気、きっとフィルムに焼き付いてる筈。
仕上がりが楽しみ。
皆さん、本当にお疲れさまぁ。
またねっ。
ありがとうっ。
公開の際は、是非、皆さんでご覧下さいませねっ。