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『極妻』シリーズ撮影以来のお久しぶりでした。

北野武監督最新作『アキレスと亀』試写に伺い拝見しました。

素敵なお話でした。

笑いあり涙あり、はっとしたり、ぐぐっとなったり。

漣さんの演じる男性は、見ていてつらくなる場面もあるけれど、なんとも人間らしく、心に残る役柄でした。

映像も美しく、画も心地よく。

たぶんきっと、ものづくり、というものを生業にしたい人、また、してる人、また、そういう人を知っている人、つまりは、ほとんどの人は、この映画に共感すると思います。

生きてゆくって…
大事なことって…
愛とかって…

言葉にうまくできないことばかり。

言葉を使って表現するのが得意な人は、文筆家に、絵を使って表現するのが得意な人は画家に、立体で表現するのが得意な人は彫刻家や建築家になり、音で表現するのが得意な人は音楽家に…

それぞれが、一番伝えやすい手段で表現して、気持ちを繋いでいく…


映画で表現されたものを、言葉でたやすく説明できないわ。
是非ご覧になって、皆さんも感じて下さいな。


漣さんが別れ際「今度は現場で、ね。」と握手をしてくださいました。本当に、是非っ、現場で共演させていただきたいっ、ですっ。

私も、役者という表現手段で、素敵な作品の一部でいたいです。