天皇皇后両陛下が6月23日から英国に国賓としてご訪問され、英国王室をあげての盛大な歓迎会式典が行われています。


ホースガーズパレードや、バッキンガム宮殿の晩餐会。


映画やドラマのセッティングではなく、全てが本物、そして日本の皇族をおもてなしするために行われていると思うと、夢のようです。

特に在英の日本人の方々の喜び様は大変大きなものでしょう。


晩餐会では、チャールズ国王の祝辞、そして天皇陛下の答辞が素敵でしたラブラブ音譜


それぞれ、日本と英国の400年にわたる長い歴史の中ではぐくまれた友情、文化の交流にふれながら、時にユーモアを交えられていて、チャールズ国王と天皇陛下の長年の親密な友情を感じることができました。


当方がとくに天皇陛下のスピーチでクスッとなったのが、


今回様々な訪問先を訪れることにふれて、雅子皇后とオックスフォードも訪ねる予定であると述べた際の一言。


"We also plan to visit Oxford. 

Sorry, maybe the wrong place for your Majesty."


『私たちは、オックスフォードも訪れる予定です。すみません、国王陛下におかれましては、好ましくない場所でしょう。』


これには、チャールズ国王も会場もどっと笑いに包まれました。


これは、天皇皇后両陛下が、時は違えどオックスフォード大学で学ばれたことから、当然、両陛下にとってオックスフォードは思い出の地。


この訪英の中でも特に楽しみにされている所であるわけですが、実はチャールズ国王が学ばれたのはケンブリッジ大学。


そして、オックスフォード大学とケンブリッジ大学は、実はばちばちのライバル関係。

いってみれば、巨人vs阪神、東大vs京大、はたまた早慶戦?のような関係なのですね爆笑


日本では『オックスブリッジ』といえば、まとめて英国の知の両雄というイメージですが、


テムズ川で行われる、オックスフォード大対ケンブリッジ大の骨肉のボートレース『The Boat Race』は大変有名です。


とにかく、


『チャールズ、僕と雅子はオックスフォード出身だからニヤリ。ケンブリッジを選べなくてごめんねっ』


と、言う感じのジョークだったのですね!

これにはチャールズも参列者もニンマリですよね笑い泣き


一方チャールズ国王も、かつて天皇陛下とフライ・フィッシングを楽しんだ思い出を語り、


「残念な報告としては、最近は釣果が乏しく、ポケモンで有名なフレーズ『全部ゲットだぜ!!』は、孫たちなら本気で言えるのでしょうが、私にとっては「ゲットできるかな、できるといいな(釣れてほしい、、)」という、もはや願望にも近いかもしれません。」

という、自虐的なジョークをおっしゃっていました。


他にも、

『ロンドン郊外で育った(設定爆笑)、ハローキティの50歳の誕生日おめでとう』


など、日本のネタのジョークを取り混ぜられたりと、本当にリラックスしたムードのチャールズ国王。そして、そのお話しにしっかりとお顔をむけ熱心に耳を傾ける天皇陛下のお姿が、とても微笑ましく、お二人の本当に気のおけないご関係が滲み出ていました。




今回、キャサリン妃がご病気の治療の最中であること。そして、チャールズ国王の妹君のアン王女が頭の怪我をなさったということで参列されなかったのは本当に残念でしたが、


この 'state visit'(国賓訪問)は、日本国と英国の絆、また王室と皇室の威厳などをあらためて感じることができ、英国留学経験者、そして一日本人として、とても嬉しい気持ちになりましたおねがい



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