昨日(18日)は、中西とも子と箕面から変えようネット!の総会&講演の集い。 | ■tomoko blog

■tomoko blog

中西とも子の日々の活動や、思い、お知らせをタイムリーにブログで発信します。

第2部の講演の集いでは、講師と参加者とのキャッチボールで盛り上がりました。

第1部の総会では、2013年の活動報告、会計報告や
今年の活動方針などを承認いただきましたが、

北急延伸問題の質疑があり、市が、市民に対して説明してきたことと、
蓋をあけたら、やはり内容が随分違っている、
競艇事業収益を充てるので、一般会計に影響ないという詭弁は、
納得いかない、などというようなご意見が寄せられました。

高齢化が進むことが確実な見通しのなかで、
北急に拘る、というお金の使い方、優先順位にかんする批判を、
延伸近辺にお住まいの方からもしばしばお聞きします。

国の暴走に倣って、地方政治の荒廃が嘆かわしい、
議会の「抑止力」ならぬ「翼賛」が、政治不信につながる・・・などなど。

同時に、市民の側からの「もの言い」がもっと見える形で広がれば、
市民主導のまちづくりへ近づけると思います。


さて、第二部の講演の集いでは、
(有)アグロス胡麻郷の代表・橋本 昭さんと、
鐘の鳴る丘農園の姜 鐘六さんにお越しいただき、
パネラー形式で、参加者からの質疑応答を織り交ぜながらお話いただきました。

減農薬・低農薬、無農薬、有機農法、自然農法などの違いや歴史についてのお話では、
「有機農産物が商業的な側面からとらえられるようになったが、
 本来の農業は、自然とともに、向き合うという(哲学)
「命と命の関係」をめざしていたのに、
 その趣旨が、いつのまにか抜け落ちてきた」という指摘が印象的でした。

また、農業経営という観点では、
農業で食べていけるか、という課題がありますが、
「たとえば月、30万円もらって、さまざまに出費があり、手元に3万円しか残らないのと、
 16万円の収入しかないが、手元に5万円残る生活があるとしたら、
 その価値をどう考えるのか、ということ」
というお話には、なるほど~と頷いてしまいました。

ただ、やはり農薬を使わない農業は生産性が低く、
生産量も事前に予測できないというデメリットがあります。
それを支えていくの消費者のネットワークについて、
CSA(コミュニティーがサポートする農業)を模索する、という方法について
提案がありました。

生産者と顔の見える関係、
自然と共生しながら(国土を汚染させずに)安全な食べ物をつくり、
それを消費者が支え、いただくという関係の
地域支援型農業の可能性を、考えていければと思います。

この日も、あっという間に予定時刻を回り、お開きに。

姜さんの”絶品カブラ”は超美味しかったです(^ー^)