色即是空 空即是色 -2ページ目

色即是空 空即是色

飾らす、偏らず、固まらず、日々の雑感。

ゴールデンウィークの後半、5月に常念岳にいってきました。当初は、三股から常念岳と蝶ヶ岳を縦走する予定でしたが、脚のアクシデントのため、常念岳のみの登山となりました。

 

今回のルート。計画は赤ルートでしたが、脚がいたくなってしまって縦走を断念。

青ルートに変更しました。

 

 

スタートは三股の駐車場から。連休なので駐車場は混雑していましたが、ギリギリ一台空いていて駐車。

準備をして朝5時にスタート。

 

三股から常念岳に向かう登りは結構な急登で、汗もでてきました。しかし一時間ほどで雪がでてきて、

アイゼン装着。時々踏み抜きながらも急登を2,3時間登っていきます。

 

スタートして1時間くらいで雪が出てきす。

 

完全に雪。この先も雪が増えていくのみなので、アイゼン装着。

 

少しづつ開けてきて、前常念岳がうっすら見えてきます。

 

森林限界ぬけて目の前には前常念岳

左手には蝶ヶ岳が見えてきました。

 

少し上ると岩稜帯。アイゼン外します。

 

穂高連峰も見えてきた!

 

前常念岳到着。屋根があるのは石室。結構歴史のあるものらしい。ここからまた雪。

アイゼン再装着。

 

前常念岳から常念岳の登り。天気も良く、最高の稜線歩き。

 

雪があるので慎重に進みます。

 

頂上直下あと少し。

 

頂上到着!

 

穂高連峰から槍ヶ岳が一望。大キレットもきれいに見えます。本当に天気よくて最高でした。

 

常念小屋方面。

 

蝶ヶ岳方面。

 

テント泊装備を背負いながらだったのでかなりハードでした。スタートから7時間で頂上到着。

景色を堪能し、いざ下山となったとき、右膝に異変。下りながらの踏ん張りをしようとすると右膝の筋が痛み、正しく下れない。右足をがに股にしていかないと下れない状況になってしまった。数日前のランの時に発生した違和感をそのままに無理やり登ってしまい負担が蓄積したのが原因だろう。

 

本当はここから蝶ヶ岳まで縦走の予定だが、すでにコースタイムよりかなり遅れているし、ここから蝶ヶ岳はコースタイムで4時間近くかかる。この足の状況では危険と判断して、常念小屋に泊まって明日の朝は

すぐ下山することに決めた。

そんなんで常念小屋までコースタイム50分の道のりをくだったのだが、痛みのせいで2時間近くかかってしまった。無事小屋までついたものの、明日のことも不安になってきた。無理をしない、リスク管理が必要だとしみじみ感じた。今回も序盤少し違和感を抱いたときに引き返した方がよかったと反省した。

 

小屋につきテント設営。足はいたかったが、常念小屋からの景色は最高。

槍ヶ岳に落ちる夕日をみて、夕食。痛みを直したいので、なるべく睡眠時間をとるべく、さっさと寝ました。

 

くだってきた道。

 

テント場

 

まだ雪の残る常念小屋。

 

翌日。朝日が槍ヶ岳を赤く染めていく。

 

翌日はすぐに下山。足はそこまでよくなっていない。少しづつ少しづつ下山。コースタイム3時間が5時間となってしまった。下山後は昨日予約しておいたタクシーで、下った一ノ沢から三股まで送ってもらった。

天候は最高で、素晴らしい山行でしたが、けがの怖さも味わいました。調子がいいときはいいが、何かあれば稜線以外携帯もつながらない2000m以上の山の中。何かと不安になるものです。GWは滑落による死亡事故も毎年発生しているので、安全第一でこれからも楽しんでいきたいです。

 

 

 

 

 

ということについて、東浩紀氏が自身のゲンロンカフェhttp://live2.nicovideo.jp/watch/lv317899575
ですごくいいことを言っていた。直前のアエラでも書いているが

端的に言えば「富の格差が問題なのではなく、それが人々の敬意を蝕むときである。」

といこと。ではそれはどういうことなのか。

まず前提として、人と人は互いに敬意をもって相互に対等に話せることができるとはよいことである。その前提がまず大事。それではなぜ人はそのように相互に敬意をもって話せるのか。その理由は人の身長と体重が正規分布であるから。極端な話、自分の2倍とか半分の大きさの個体の人間がいないから。自分よりも10倍も頭がいい人はいない。これが正義とか人権が成り立つ全ての前提になっている。一方、富の分布はべき乗分布。ある人よりも、1万倍、10万倍富を持つ人は確実に存在する。そのような世界で基準を富にしてしまうと、前沢社長はある人よりも10万倍偉いということになってしまう。そのようなことがまかり通ると、人間社会はぶっ壊れてしまう。前沢社長にとっては一本のワインでしかないお金に対して何十万人が殺到する。その光景を前沢氏も周りの人も目にする。人間と人間が対等でないということが可視化されてしまう。このようなことが繰り返されると人間社会は崩壊する。

 

ということを言っていた。この発言に鳥肌たった。拝金主義がいけないということ、あの前沢社長の行為を下品だと思う人は世の中に大多数いると思う(と信じている)。でもその理由をさらりと、正規分布、べき乗分布という違いを出して説明すること、その知性のすごさたるや。引き続き応援したくなるのであった。

明けました。今年のお正月は久しぶりに親戚が勢ぞろいしたり、高校バスケ部OB会で懐かしい仲間とバスケをしたりと、とても楽しくて充実してゆっくりできたお正月でした。そんなお正月を迎える前、12月29日、30日と八ヶ岳・硫黄岳にテント泊してきました。厳冬期のテント泊ははじめてでしたが、暖冬とういうことで例年に比べて雪も少なく、寒さもなんとか耐えられるもので、素晴らしい冬山行となりました。

 

28日の夜中に出発。路面凍結心配だったのでチェーンを購入して美濃戸口まで。幸い路面は凍結しておらず、美濃戸口の駐車場に車をおいて出発。車道を1時間ほど歩いて、やまのこ村、美濃戸山荘がある北沢、南沢の分岐に到着。ここから路面は雪と凍結が始まっていた。熟練の人たちはアイゼンしないでいっていたけど、テント装備も背負って転びたくなかったのでここでアイゼン装着。アイゼン履くとスリップの心配がないのでガシガシ足を進めます。

 

やまのこ村と美濃戸山荘。ここで気温は-10℃くらい。

 

沢もだんだん凍結しはじめています。

 

沢が凍って、その上から水が流れてきて歩道にあふれてました。歩道でも

水が凍ってスケートリンク状態。

 

美濃戸口山荘から1時間程度で、広い歩道も終わり山道へ。だんだんと寒さも厳しく

なってきてます。

 

少し歩くと見えてきました、八ヶ岳。ニョキッとしてるのは多分、大同心ってやつかな。

一般道ではなく、バリエーションルートで岩登りする人たちが登るやつ。私はいけません。

岩登り、アイスクライミングははソロではできないよなー。

 

どーん

 

さらに1時間程度あるいて、本日宿泊地、赤岳鉱泉到着。

今年も皆さん登ってます。

 

赤岳鉱泉についたら、受付してテント設営。ここで多分気温は-15℃くらい。もっと寒い時は

-20℃とかこえるのでまだいいほうかと思うが、さっさとテント設営しないと手先が寒くなってくる。

なんとかテント設営して、アタックザックで硫黄岳登山開始。

 

硫黄岳への登山道。雪も深くなってきます。でもアイゼン履いているので意外と歩きやすい。

 

写真とれなかったけど、途中大きな獣が前を横切りました。猪かと思ったけど、

ニホンカモシカでした。八ヶ岳で見たのは初。でかかった。

ちなみに私は猪年(どうでも良い)。

 

上空には終始どんよりした雲がはってました。ただ、稜線にでるまでは風も強くなく

快適。赤岳のてっぺんは雲の中。

 

稜線に到着。流石に風が強い!

 

下界はくっきり。真ん中に写るのは美ヶ原。左に諏訪湖が見えます。

 

稜線に出てからは20分程度山頂までの道のり。風が強いのでゆっくりと確実に登っていきます。

 

山頂まであと10m。

山頂キタ!!

 

山頂からの爆裂火口。

 

稜線から山頂は風が強くて写真とって周り眺めて、さっさと撤退。気温が低いので

ここでカメラの電池がおちてしまいました。あとは赤岳鉱泉に戻ってテント泊。

夕食食べて、ダウン上下に、厳冬期用シュラフ(モンベル#0)にシュラフカバーをして、

なんとか寒さで起きることもなく寝れました。

シュラフカバー今年の夏に買ったけど、これはあったほうが良いですね。真夏以外の時は

シュラフにこれ一枚覆うことでかなり寒さ対策になります。

翌日は朝起きて、午前中には下山。いつもいく温泉によって静岡に帰りました。

 

装備をしっかりそれえれば冬山、やっぱりいいですね。静けさ、美しさ、夏山とはまた違ったものが

あじわえます。