油料理は健康の大敵

自然の恵み健康法: 野菜とフルーツの自然食

ノーマン・W・ ウォーカー

小麦粉を使って炒めたり揚げたりした食べ物はすべて消化がほとんど全く不可能である。特に超高温で調理した場合はなおさらである。脂肪で飽和したデンプンはどのような糖分に化学変化することもほとんど不可能になってしまうのである。
脂肪とデンプンという有害な組み合わせは奇妙な満腹感と満足感を与えてくれるのだが、同時に不健康かつ不快なガスを消化器官の中に発生させる。脂肪で調理した食べ物はほとんど消化されないために、食べ物の最終的なかすは大腸に到達するまでに腐敗し、発酵する。悪臭のするガス、便秘、ひどい口臭、お腹の周りについた脂肪組織といったよくある現象は、バターで炒めた料理、ポテトチップス、ドーナツ、ホットケーキなどを食べた結果である。炒めたり、揚げたりした食べ物を食べて一時的に偽りの味覚を楽しませても、体にこのような不快な結果を招くのなら、グルメも考えものではなかろうか