知的メインの施設を見学に行った時に、係りの方から

『子供たちは、どんなに遠くても施設から脱走して家に帰ろうとします。何10キロも歩いて。』


と聞かされた。


帰りに重度のダウンちゃんが、家に帰りたがり、入り口に行ったり来たりしていた。係りの方がホールへ誘導して行った。


今週もトム君に会いに行った。


今日は『お楽しみ会』だったので、お部屋のお友達と、フルーチェ作りだった。


トム君に1週間ぶりに会うと、トム君は泣き笑いで私の顔を見て、抱っこをせがむ。


私は思いっきり抱っこして、抱きしめる。


トム君も帰りたがっている。


『連れてって〜』


の抱っこだと感じる。


でも家では車椅子生活は難しい。


いつか自分が足腰悪くなったら、使い勝手の悪い家になるんだろう。


別れ際、トム君は帰れ無いのをまた知り、泣いた。


フルーチェの混ぜ方も分からないトム君だけど、家が一番楽しいと覚えている。



ママが偶に怒っても、家事で構ってあげれなくても、物心付いた時から、あそこはトム君の家。



絵本がちゃんと読め無くても、家は忘れ無いんだなぁ。



どんな子でも、どんなに不自由な家でも、子供には関係無いんだよね。うーん、でももうお風呂場は限界だよ。寝室もね。



今日は初めてフルーチェ食べたね〜お願い



家だと量が多すぎて、作っても余っちゃうしね。



他のお友達はホイップクリームまで乗せて食べてたキョロキョロ 甘すぎない???



『家に帰りたい』



と、歳とったって、ウチの80過ぎた母さえ、そう思ってる。



永遠のテーマなんだなぁ。




サザンが出したアルバム『葡萄』が胸に沁みます。。。



守って抱きしめてくれたあの人は。。。



トム君、出来る限り毎週来るからね。



今日、トム君と一緒に写真撮ったけど、私の老け具合が酷いので、旦那からまだエアドロップで貰って無いびっくり



老いって、怖いねびっくり