こんにちは、岩本です。
先日、家の近くのセブンイレブンに立ち寄った時に
「田中角栄 100の言葉 日本人に贈る人生と仕事の心得」(宝島社)が目に止まり
反射的に手に取り、購入しました。
コンピュータ付きブルドーザーの異名を持つ
角さんは、やはり戦後最大の天才政治家だと思います。
「オヤジの場合はカネで手に入れた権力じゃない。心で手に入れたものだ」と田中派議員だった渡部恒三は語ります。
金権政治と批判された角さんですが
確かに、たくさん配ったみたいですが
関係者の話しによると
返済や見返りを全く求めなかった
いわば、角さんの心配り、愛情表現みたいなものであったようです。
小学校卒の土建屋上がりの総理大臣がお金を配ってるのを、東大卒のエリートは良く思わないですよね。
文藝春秋に角さんの批判記事を書いた、立花 隆(東大卒)は角さんを
「品のない人」と言ってましたが
人気者の角さんに対する嫉妬じゃないでしょうか?
男の嫉妬は陰湿でタチが悪いです。
ロッキード事件やら、いろいろありましたが
角さんを権力の座から引き落としたのは
男の嫉妬でしょうね。
角さんがあの世に旅立って、もうすぐ22年になりますが
角さんが目指したもので
大きく2つ上げると
「高速道路、新幹線を整備して都心と地方の格差をなくそう」
これは、鹿児島や金沢、富山まで開通したので
着々と進んでいます。
道路や高速道路もだいぶ整備されましたね。
東京への一極集中は続いてますので、地方との格差はまだまだ大きいので
地方分権はこれからの課題ですね。
もう1つは
「お年寄りを大事にしよう、社会で支えよう」
角さんは田舎の農家の人たち
普通のおっちゃん、おばちゃんを愛し、大事にする庶民派です。
これは、角さんもここまで、日本社会の核家族化が進み、家族が崩壊するとは思ってなかったと思いますが
現在、介護保険ができて、なんとかシステムでお年寄りを支えようとしてますが
国民の老後不安は広がるばかりです。
もし、角さんが現在、総理大臣であったなら
真っ先に家族が崩壊し、孤立した老人たちを助ける方針を打ち出し、実行に移すでしょうね。
角さんから学ぶべきことはたくさんありそうです。
ではでは
