名駅舎１９ ～出雲横田駅（ＪＲ西日本 木次線）～

出雲横田（いずもよこた）駅は、ＪＲ西日本　木次線の駅です。

開業当時から使用されている木造駅舎は、出雲大社に見られる大社造と言われる建築様です。

しっかり造られた重厚な破風や懸魚を見ると、入り口前で思わず手を叩いて拝みたくなるような、さすが神話の国の駅と言っても過言ではありません。

島根県仁多郡奥出雲町横田

１９３４年（昭和９年）１１月２０日開業

駅舎全景。

立派過ぎて、本物の神社のようです。

正面の駅名板。

出雲大社にみられる大注連縄があります。

建物財産標がありました。

写真だと見づらいですが、「鉄　本屋１号　昭和９年１０月６日」と記してありました。

車寄せの柱の土台の形も面白い。

駅員配置駅なので、待合室は清潔です。

駅舎の傍らには、腕木式信号機が保存されていました。

ホームから見た駅舎。
ホーム側から見ても立派です。

２両編成で出雲横田駅に到着した列車は、１両ずつに分離分割されて木次方面と折り返し宍道方面にそれぞれ分かれて出発します。

駅名標。

ホームは、相対式２面２線です。

重厚な破風や懸魚もしっかり造られています。

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