大好きな文化財の宿へ行ってまいりました
国指定有形登録文化財の宿 福住楼さん
国一沿いにあって通るたび気になるお宿さんでした
場所は分かっていたのにやっぱり通り過ぎる凡ミスをやらかしUターンして到着です
わ~♡すごい立派な鳳凰さまのお出迎えです
福住楼さんは1890年(明治23年)創業、多くの文人墨客の常宿として愛されたお宿だそうです。
福沢諭吉・夏目漱石・島崎藤村などなど数え切れないほどの多くの文化人が宿泊してるそう。
そんな凄い歴史のあるお宿
1度は行ってみたいとパパに言ったら・・
「行ったことあるけどボロすぎるよ」と却下
「ムムッ」
ならばって事で古い~お宿好きの母にお供をお願いしました
入った瞬間やられました
明治時代から変わらない趣雰囲気ありすぎです
床は良く水拭きされてるようなサラサラとした感触でした。
歩くたび豪快なギシギシ音もなんか良い響きです
ここにも立派な宿看板が
「電話室」
今は使われてないそうですがなんか雰囲気いいな~
なのに荷車が邪魔だわ
ここのお宿ちょっとゴチャつき過ぎなのが惜しいのです
整理整頓したら更にいいのに~と思う箇所がそこいらに
玄関周りは煙草臭も凄くて男性の従業員さんはその匂いをまとった方ばかりでした
経年劣化は良い味でてるけど折角の文化財指定宿。
もう少し老舗らしいおもてなしの心と建物のメンテを徹底して欲しいと思ったのです
そんなことを感じることがしばしばあった滞在でした
廊下はほんとにステキです
ガラス戸の向こうには池が、鯉が泳いでます
息子がエサやりを堪能してる間後ろを見ると・・
登ってみる・・
足と同じくらいの幅でどうしたってカニさん歩きに
文化財の宿はこうゆうのが好きなのです
玄関から奥へ進むとちょっとした展示コーナー。
観光パンフレットもここにありました。
突き当たりに階段。
60畳はあるでしょうか
奥には広縁も。。
この大広間の向こうにも客室があって福住楼さんは全部で17室のお宿です。
間取りや室内の造作がすべて異なるためお部屋選びは楽しかったです
館内は横に長くて探索し甲斐がありました
建物の建築材料や手法をマジマジ見てるとその繊細さに
福住楼のシンボルでもあるコウモリは5つの幸福をもたらすと言われてるそうです。
隠れのように館内に細工された隠れコウモリを探すのも楽しかった
やっぱり年月が醸し出すこのレトロ感が好きです
他にBARなどもあって雰囲気バツグンのお宿でした
続きます。。