1990年代半ばからのル・マンでは市販GTカーベースのGT1クラスが最高峰クラスとして存在していました。しかし、規定上は「1台でもナンバー付き車両を登録すればベース車両として認める」というルールが適用されており、各メーカーの抜け道となっていました。
当初はR33GT-RをベースとしたGT-R LMで参戦した日産でしたが戦績は振るわず、このR390 GT1を投入しました。市販こそされなかったものの、このロードバージョンはイギリスで登録された後に日産が保管しているようです。
TWRとのジョイントで開発が進められ、モノコックは既製品を流用、エンジンもグループC時代のVRH35Zをそのまま流用と当時の財政難の影響こそ感じさせるものの、1998年には総合3位を獲得しました。