誰かが言ってた。
日本では、「はし」を上手く待てないと、「頭が悪くなる」と言い、小さい頃から厳しく教えられることが多い。
だけど一歩日本をでれば、スプーンとフォークだけの国がほとんどで、はしの使い方なんて意味がなくなる。
今まで大事だと思っていたことが、あっけなく必要の無い物に変わっていく。
旅をするとそういう事の積み重ねで、自分の回りにまとわりついていたものが、どんどん剥がれ落ちていって、本当に必要なものが残るんだって。
そんな言葉に妙に納得した私。自分が旅にでた理由の一つは、これなのかもしれないと。