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ともちゃんの「みたまま」

ともちゃんが気の向くままに書き散らし

12月2日(日)に(社)全国医師連盟の「第一回医療事故調シンポジウム」に参加してきました。
「真相追究と責任追及(懲罰、刑事罰)は両立するのか」というサブタイトルです。
実はこの分野はあまり詳しくないので、勉強をしようと思って参加しました。


どの業界でも事故は必ず起こります。大きな事故、小さな事故、様々です。
事故の原因となるものに対して、まずは個人に責任を追及をするのではなく、システムの責任にするべきだと私は考えています。
そのシステムの中に、同じことが二度と起こらない仕組みを入れていかなくては何の解決にもならないと思います。

今回の議論で、私の頭に残ったことは、「医療事故が起こったときに責任を厳格に外科医に求めたら誰も外科医にならなくなってしまう。医療崩壊を招く原因になりかねない」という発言です。
命にかかわる仕事だけに、そう感じてしまう方もいるのは仕方ないかもしれません。

私は責任はどの人にも常に存在し、外科医だけが大きなリスクを背負っているわけではないと考えます。
内科医だって薬剤投与によって人を殺してしまうこともありうるでしょう。

直接的に患者の治療をする行為は多くの人によって支えられている。

外科医が事故を起こしてしまったときは本人の技術の問題だけなのでしょうか?それは違うと思います。事故が起こってしまった患者さんにかかわる人が起こった瞬間までに何か気付くことができなかったのでしょうか?支え、支えられている感覚が現場にないことのほうが問題なのではと思います。

そのなかで支えるはずの上司が偽りの調査報告をされてしまった佐藤 一樹先生の話は心が非常に痛みます。嘘でかばうことはよくないが、誰かの責任逃れのために一人に責任を押し付けてしまったのは悲しいことです。

また事故が起こる前から、患者さんとその家族ときちんと向き合っていたのでしょうか?そして事故の時に誠実に対応していたのでしょうか?

わたしはまず、支える仕組みづくりができてから懲罰の議論をしたほうが建設的だと感じました。

他にも医師法21条の「異常」の定義の問題も臓器移植法あいまって、非常に解釈が難しいと感じました。
http://expres.umin.jp/genba/kaisetsu01.html

私が一番問題だと思うのは、一般の市民がこういった問題を知らずにいることです。大抵、自分たちの業界のなかで作ったものはそこの中のパワーゲームがあり偏っていることが多いと思います。
特に日本で起こっている医療の問題は日本国民の責任でもあります。
政権交代するのでは?という状況ですが、きちんと一般の人に伝えるべき話で、市民がどうしていきたいかを考えることが必要だと強く思いました。


概略は以下の通りです。
■日時: 2012年12月2日(日) 13:00から16:30
■会場:主婦会館プラザエフ(JR四谷駅麹町口前 徒歩1分)
1)開会挨拶:中島 恒夫(全国医師連盟代表理事)
2)基調講演:新田 清明(全国医師連盟副代表理事)
3)ゲスト講演(各15分)
4)パネルディスカッション
5)会場質疑応答
【シンポジスト】
佐藤 一樹先生(いつき会ハートクリニック 院長)
大磯義一郎先生(浜松医科大学医学部医療法学教授)
古川 俊治先生(医師、弁護士、自民党参議院議員)
有賀 徹 先生(昭和大学付属病院 病院長、日本救急医学会代表理事)
中澤 堅次先生(NPO法人医療制度研究会 理事長)
【ビデオメッセージ】
梅村 聡 先生(医師、民主党参議院議員)

http://zennirenn.com/news/2012/11/122.html