去年の今頃のおはなし。
世田谷文学館で浦沢直樹展があるというので、行ってみました。
しかも、浦沢さんの鼎談にも応募して当選したので、それも楽しみで。
浦沢さんは、作品はもちろん好きだけど、
NHKの「漫勉」で話をする浦沢さんを見て、浦沢さん自体を好きになりました。
あんな風に夢中で漫画と向き合えるってすごいなあって。
鼎談は、「ごっつええ感じ!」などを手がけた放送作家の倉本美津留さんと、スチャダラパーのBoseさん。
なんかねえ、みんなかっこいい。
話の内容的には、「Boseと美津留の浦沢解剖学」ってこともあり、
浦沢さんの漫画について掘り下げたり、浦沢さんがその場で絵を描いて、
「このズボンにできるシワの部分!描けたときにはすごく気持ちがよかった」
なんて話をしていました。
そこからどんどんマニアックな話になっていき・・・
お客さんを意識して話をしてるってよりは、
3人のおじさんが好きなこと話してる感じ。
それぞれが自分の仕事が大好きで
こだわりがあって、オタクぽくって、好きなことを突き詰めて、
今、舞台でしゃべってる。
少年のように、夢中でしゃべってるけど
あきらかに、3人は観客とは違う層にいて、
その差を感じてしまいました。
そんで、無性にうらやましくなったんです。
「うわ〜いいな〜、あんな風になりたいな〜」って。
少年のように好きなものを夢中で話してる感じ。
自分の仕事に誇りを持ってる感じ。
好きなものを突き詰めてきた人達だから分かり合えてる感じ。
私があと20年生きた先に、あんなに夢中で話ができるものがあるのかな?
それを共有できる仲間がいるのかな?
鼎談の内容は、漫画の話をしてるのに、
そんなことを考え始めて、感情がこみ上げて、涙がポロポロ。。。
なぜか一人だけ泣いているというw
私は、好きな事を全力でやるのが、幸せなのかも。
時間もお腹が空くのも忘れて、夢中になってる時
確かにドキドキして最高に楽しんでるもんなあ。
それから、自分が誇れる仕事をすること。
他人の評価や、お金に関係なく、
自分が「見て見て!これ良くない!?」って
言えるものを作ること。
私は、デザインや、美術や、ものつくり近辺に
ずっと携わっていたので、その辺りに本当に夢中になれる
ものがある気がする。
浦沢さんの話を聞いて、何が自分の幸せなのか
少し見えてきたような気がしました。
以下、浦沢さんが、ライブで描いた絵たち。
まじですごい。
「「漫勉」見てたら、このシャーペン使ってて。そういえば、ともちゃん浦沢さん好きだったなと思って、はいプレゼント。」
って尊敬する方からいただいたステッドラーのシャーペン。









