こんにちは
りんご
です。


去年、主人が左腎臓摘出手術をして
まだ入院中に、小林麻央ちゃんが
亡くなって
あの時 私は悲しかった
麻央ちゃんみたいな人が
あらゆる努力をした事は 確かで
それでも 癌は 治らなかったんだと思うと。
主人はニュースを見ながら
僕はもっと強いよ。
って言ってたなぁ。
さて、日を遡って
脳梗塞3日目
リハビリを始めるにあたって
現在の主人のレベルを確認しに
いらっしゃいました。
3日目でも まだ朦朧としています。
半分眠っている感じで
3分に一度くらい
瞳が右に流れて行って 意識が何処かへいきます。
見ていると、鈍い右半身を刺激すればするほど眠そうです。
脳梗塞起こした場所を刺激するから
でしょうか?。
右足は やや鈍い事もあるが 歩けるし
力も入る。大丈夫。

右肩から指先までは
ぶらぶらでまだ応答なし。
まずは目で右手をみて
存在を認識するところから。

言語 これが一番大変です。

失語って 言葉が 出てこない
だけだと 思っていました。
ちがうんです。
先生が主人に
⭕️ ⭕️
❌
このなかでひとつだけ 違うものがあります。
違うものを指差して下さい。
主人はその紙をじっとながめます。
んー、
よーく眺めています。
動く左手も 動かそうとしません。
先生が答えを主人に教えて
❌を指差すように伝えます。
左手は 動くのに
その指示が 発令されないのです。
左手、人差し指が 机の端に
ちょん と登場。
あと少し
でも ひと押しできない。
その様なテスト5枚くらいやったかな。
全滅で、
わたしは 主人の 現状が
こんな事になってるのか
途方に暮れてしまいました。
お喋りできないだけ
じゃないんだ?
主人は頭を使って
ぐったり疲れて ベッドに横になります。
先生から 指差し が出来ないという事がわかったので まだどのレベルにあるか
今日は確認できませんでした。
次回は指先さし の不要なものを
持ってきますね。
焦らず休みながらゆっくり行きましょう。
ピラミッド造りみたいなもので、
土台がしっかりしないと 上を目指しても
あまり意味が無いんです。
まず 意識がはっきりして
認識できるようになってから
リハビリ始めましょう。
そんな話をききながら
どんどん涙が溢れちゃって
で始めた涙はなかなか
止められません、
最初の涙、一粒を我慢できるかにかかってたのに うっかり
出てしまった、、、
流れる。頭の中が 癌治療の事とか
そっちの事まで考え始める。
すると
横になってた主人が
自分で身体を起こして起き上がって
話を うん、うん、と聞き始めていたそうで
リハビリの先生が
ご主人 優しいね、
今の奥さんの気持ち全部ちゃんと解ってて
起き上がったんです。
本人にとって
解るぶんとっても苦しくて辛いことです。
一緒に頑張りましょう。
そういって
主人の 優しさをそのままにしてくださった神様に感謝して
がんばろうって
おもいました。